2019ソウル オンニーとお別れ H美さんのことも
2019年 07月 23日
ソウル中央博物館の展示を丁寧に見学していると,もうお昼近くになってしまいました。
私につきあってくれたオンニーは疲れているに違いありません。なにしろ大病を克服したあとですから心配です。
昨晩一緒に泊まったホテルの部屋からオンニーはH美さんに電話をしました。
オンニーとはかつてSBS(韓国公共放送)でドラマを制作していたお仲間で、一緒にニューヨークにもいらしたとか。
現在、H美さんはお子さんが6人もいらっしゃるし、ご自身も学校で教鞭をとっていらっしゃるとてもお忙しい方です。
それなのに前回は時間を割いて、車がないとなかなか行きにくい場所までご案内してくださいました。
今回はその週末にお嬢様の結婚式を控えているとのことで、オンニーはわざと前もっての連絡をしないでいました。
電話で「私、H美さんのこと大好き」と伝えたら
「私もshinn-lilyさんのこと好き」って言われて、思わず心がほろほろしてしまいました。
私、本当にH美さんのことを大好きなのです。
「今、どこですか?ホテルはどこですか」というすぐにでもそちらに行くという気配の言葉をオンニーがしっかりとおし止めてくださいました。
明るくて、さばさばしていて、優しくて・・・電話で声を聴いているだけなのに気持ちが明るくなります。
オンニーにH美さん宛てにTしゃつを1枚託しました。8人家族のどの方が着てくださっているかしら?
そして全州(チョンジュ)からわざわざ私に会いにきてくださってホテルで同宿して、こうして私の行きたいところをつきあってくれて、オンニーには感謝の気持ちでいっぱいです。
敷地内に良いレストランがあるので、せめてそこでご馳走をさせていただきたいと思ったら、前回はがらがらだったのに、その日は予約でいっぱい
結局博物館内のイートインで、それもオンニーにご馳走になってしまいました。
席のまわりは知的障害のあるお子さんたちのグループ、先生方が具合の悪いお子さんや食べにくいお子さんのおかずを小さくしてあげたりしていました。
お行儀がよくてとても良い子供たちでした。
オンニーのお体が心配なので私は早めの帰宅をお薦めしました。
タクシーのところまでお見送り、ひとりになる私を心配しながら全州にもどられました。
この時間なら夕方までには全州につくでしょう。優しいご主人が待っているはずです。