甘くみてはいけないヨルダン・イスラエルの旅⑤ひとりとぼとぼ

なにもペトラ遺跡が広いのが悪いのではありません。

すべて私の体力のなさが原因です。もっとつきつめれば体重かしら?

足は全く疲れないのに息がきれます。


それでもひとりということはそれはそれでまた楽しくもあり




ビスタチオの木の前でたわわに実がなったら・・・と想像してみたり、

甘くみてはいけないヨルダン・イスラエルの旅⑤ひとりとぼとぼ_b0116765_12102379.jpg
砂から芽を出している頑丈な植物を、まさかチューリップではないだろうなと眺めたり
甘くみてはいけないヨルダン・イスラエルの旅⑤ひとりとぼとぼ_b0116765_12100762.jpg


同行のSさんがおっしゃっていように、「ロバっていつも悲しそうにうなだれている」

甘くみてはいけないヨルダン・イスラエルの旅⑤ひとりとぼとぼ_b0116765_12103159.jpg

ごいう言葉を思い出してロバをみつめたり


美しい衣装のイケメン?に目をうばわれたり

甘くみてはいけないヨルダン・イスラエルの旅⑤ひとりとぼとぼ_b0116765_12104897.jpg
ナバテア人の扮装をした人々のアジトはこの洞穴だ!と発見したり

甘くみてはいけないヨルダン・イスラエルの旅⑤ひとりとぼとぼ_b0116765_12111498.jpg

途中で土産物店を観たり

甘くみてはいけないヨルダン・イスラエルの旅⑤ひとりとぼとぼ_b0116765_12184765.jpg

マグネットを買ったり

甘くみてはいけないヨルダン・イスラエルの旅⑤ひとりとぼとぼ_b0116765_12203575.jpg

岩の上で語り合う男性二人を眺めたり


甘くみてはいけないヨルダン・イスラエルの旅⑤ひとりとぼとぼ_b0116765_12110337.jpg

息をきらしながら、来た道をとぼとぼと戻ったのです。


行きは下り坂で良かったのですが、帰りはダラダラの上り坂、岩に腰を下ろしながら休み休みやっとシークを抜けましたが、まだ2キロくらいありそうです。

ふと見るとフランス人らしき若い女性が私の目の前で白馬にのりました。

甘くみてはいけないヨルダン・イスラエルの旅⑤ひとりとぼとぼ_b0116765_12190011.jpg

あつ、いいな!と思った時タイミングよく白馬ではないけれど「馬に乗らない」と声がかかりました。

5ドルというので「本当に5ドルね」と念をおして乗ることにしました。生まれて初めての乗馬体験です。

やっと手を借りてのると、ぐっと視界がひろがりました。

Good job」などと褒められて「犬じゃないもん」とつぶやきながら、体の力を抜いて馬に身をまかせました。

甘くみてはいけないヨルダン・イスラエルの旅⑤ひとりとぼとぼ_b0116765_15021825.jpg

ゆっくりと歩いてもらって、これがなんと気持ちの良い事、馬の体温がじわっと伝わってきます。

若い時にこの体験をしたら乗馬にはまっていたかもと思うほど快適でしたが1キロも乗らないうちに降車場についてしまいました。

写真を撮ってもらって5ドルを渡すと、「チップを2ドル」くれと言います。

本当はとても気持ちが良かったのでチップを1ドルあげようと思っていた矢先でした。

要求されるとあげたくなります。

「良い写真をとってあげたよ」と言い張ります。

あげくの果ては

「子供がたくさんいて大変なのだ」と泣き落としにかかってきました。

ますますあげたくなくなりました。

でも、今思い起こすと、やはり1ドルはあげておけばよかった。

チップの習慣がないので、ついついしぶってしまいます。

とても楽しかったし丁寧に対応してくれたし・・・。

それに子供がたくさんいて大変なのですものね(笑)

甘くみてはいけないヨルダン・イスラエルの旅⑤ひとりとぼとぼ_b0116765_15030332.jpg

おじさん、ごめんね。



by shinn-lily | 2018-12-09 15:09 | ヨルダン・イスラエル | Trackback

毎日1つ幸せみつけ    


by shinn-lily
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31