甘く見てはいけないヨルダン・イスラエルの旅①
2018年 11月 30日
「えー、イスラエルですか?大丈夫ですか?」
行き先を告げると、大方はこんな回答が返ってきました。
無理もないことです。イスラエルというと、日本の大半のメディアが主に報じるのはテロや戦争に関するニュースです。
経済についての話題はめったに報じることがなく、多くの日本人にとって「危険な中東の一国」というイメージが先行しています。
イスラエルの国土は小さいく日本の人口(1億2776万人)の約15分の1ですが、この国ほどいろいろなことが凝縮されている国は珍しいのです。
もちろん、キリスト教、イスラム教、ユダヤ教の3つの宗教のメッカであること。
また、パレスチナ自治区、ヨルダン川西岸の入植地といわれる土地など複雑な場所が国内にあります。
一方、最近ではベンチャー企業が多く輩出されるハイテクの国でもあり、その成長力が大きく注目されています。
そんなイスラエルに行ってみたいと長年願っていたのは、身内の多くがすでにその地を訪ね、一度は行っておいた方が良いと聞いていたからです。
時間の都合、エルサレムだけで良いと思っていたのですが、ヨルダン、ペトラ遺跡の昨今の人気で、たいていはセットになっています。
二度行くことはない場所でしょうからついでにペトラ遺跡もありかな・・・ということでヨルダン・イスラエル7日間の旅です。
この軽い考えにが後に艱難辛苦の元になったことは、その時はわかりませんでした。
カタール航空で
羽田からドーハまで12時間20分
ドーハは中東といえドバイほどのきらびやかさはありませんでしたが、開放的で美しく整備された空港でした。
ここで初めてツアーの皆様と顔合わせとなりました。