新しい扉を開く


隣国の韓国とはなにかいつも不穏な感情を持たずにいられないことが残念でしかたがありません。

いままでのかかわりから不幸なことがらがたくさんあることは否めません。

しかし、国と国のつながりではなく、人間と人間のつながりを築き上げようと努力をなさっている方がたくさんいます。

似た顔をした東アジアの一員として、手を握り合うことがどんなに素敵なことが、体験した人ではないとわかりません。


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11月、小春日和の午後、多摩市でM先生が主催なさる「ハングルカフェ」に初めて参加させていただきました。



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韓国の言葉を勉強しながら、韓国の文化を学び、また日本の文化を伝えるこのサークルのメンバーにはかつてひとりで旅した韓国全州の韓日交流センターを通してお会いしたことがありました。

とても人柄の良い方々で、何度か日本でもお会いしていました。

韓国の話だけではなく、人生のとらえ方、物事のとらえ方が魅力的な方々でいつお会いしても楽しい時間を過ごし、しばらくその余韻に浸れるほど魅力的な方々でした。

いつか私も「ハングルカフェ」に参加して、M先生とそのまわりの人々にひと月に一度定期的にお会いしたいものだと願っていて、その願いがかなった日でした。

当日M先生は予定を変更して、ゲーム形式で私を皆様(8名)の中に誘導してくださいました。

明るく行動力のあるM先生をみなさんが慕っているわけがわかったような気がしました。

みなさんはハングルもお上手で、当日お連れくださったTさんがさりげなく私の分らない部分を教えてくださり、少しの間に緊張がすっかりほどけました。Tさんがいらっしゃらなかったら、まったくちんぷんかん程度の学力です。M先生もそのあたりはしっかりとカバーしてくださいました。



ハングルを勉強して仕事に役立てるわけではなく、せいぜい韓国の知り合いとおしゃべりが出来る、ドラマを見る、韓国を訪れて通りすがりの人と話す・・・それでも学ぶことが楽しい、ひとつでも新しい言葉を覚えることが嬉しい、旅が数倍楽しくなる、そして仕事以外のコミュニティーに参加する・・・念願の扉が一つ開いた気持ちです。


無理なく参加できる時だけですが、みなさんよろしくお願いします。


by shinn-lily | 2018-11-10 16:07 | 韓国を考える | Trackback

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