浅草名物
2018年 09月 04日
浅草には懐かしく美味しいものがたくさんあります。
小さい時は父に連れられて仲見世通りを歩き、浅草寺でお参りをした後は少し足を延ばして「駒形のどぜう」で食事して舟和で芋ようかんと餡子玉の詰め合わせをよく買ってもらいました・・・舟和は都内のデパートにもたくさん出店しているので都内にでるたびに今でも芋ようかんと餡子玉のセットを買って帰ります。お値段もとてもリーゾナブルです。
この餡子玉、以外に美味しいのが、苺味、杏味です。
娘が小学生の頃学校のさつま芋についてグループ研究で前もって連絡をしてこの舟和を訪ねたことがありました。子供たちだけだったのに二階の甘味処でごちそうをしてくれて、その上お土産にこの詰め合わせを持たせてくれました。
娘たちは興奮して帰ってきました。きっとこのことは一生忘れないでしょうね。
そのほかに浅草まで行けば必ず買って帰るのが七味唐辛子で有名なお店、やげん堀の葉唐辛子の佃煮です。味付けが甘すぎず辛すぎずなんともピリッとしていて、これ以上の葉唐辛子の佃煮にまだ出会っていません。
そんな浅草も最近では足が遠のいていたのですが、妹が浅草で母が好きなおせんべいを買ってきてくれました。
入山せんべいと日の出煎餅
どちらも醤油味でしっかりとした生地、これぞせんべいと威風堂々とした風格ある姿です。
比べてみると(左入山せんべい・右日の出せんべい)
日の出煎餅は生地が固焼きでもサクッリ感があり、醤油味はひかえめ
入山せんべいは生地がしっかりと固焼きで醤油味も入山に比べれば少し濃いけれど辛いというほどではありません。
日の出のげんこつせんべいの醤油味はやや濃いめ、硬いのに口の中で次第に溶けてゆきます。
どちらも手焼きで一枚一枚ていねいにつくられています。どちらを選ぶか、もう好みとしかいいようがありません。
東京の老舗の味、派手ではないけれど地道に愛され続けているこれらの味が大切に守られるように願っています。