ミンガラーバー(こんにちわ)ミャンマー⑩いよいよバガン遺跡
2016年 12月 03日
850年、ビルマ族がバガンに築城し、1084年にバガン王朝が最盛期をむかえました。
この頃多数の仏塔(パゴダ)が建てられました。
強烈な太陽の下、草原の中、パゴダや寺院が点々と散らばっています。
その形は建てられた時期によって違いがあるといいます。
イラワジ川が流れるあたり、もやが漂っています。
何故この光景に魅了されたのか、何故この光景を見たくてここまでやってきたのか、自分の心に問いかけます。
人々は富を得ると来世の幸せを祈ってパゴダを建てたといいます。
お金持ちはパゴダ建築という仕事を人々に与え、富を還元したとも考えられます。
この光景を見ていると、広い草原に人々の幸せを願う心がパゴダという形ですーっと存在しているように感じるのです。
草原の緑と赤い土色の建物もやがて、太陽が沈むとともに色を失っていきます。
夕陽を背景にシルエットだけになったバガン遺跡を見ながら
願いをひとつかなえた幸せな気持ちになりました。
さて、帰りも恐怖の階段
難行苦行の思い出つきで
バガン遺跡のこの光景の記憶は、今もこの先も、心の宝物です。