ミンガラーバー(こんにちわ)ミャンマー⑨夢見たバガン遺跡、ふたたび難行苦行
2016年 12月 01日
上ることを許されているシュエサンドー・パゴダはむかいます。
シュエサンドー・パゴダは夕陽に浮かぶ遺跡群を見るために、4時過ぎになるとそれまで点在する遺跡や寺院を観光していた人々が三々五々あつまります。
日本人は少なく、ヨーロッパからの、それもフランス人が多いいようです。
このパゴダの階段はこれまで経験したことのないような急なものです。
そうは簡単に夢はかないません。
両手で手すりをつかみ体を一段一段持ち上げるようにして登りました。
しかも小石がじゃりじゃりしていますが、パゴダですからはだしです。
ガイドブックには「足腰・高所が不安な方はバスでお待ちいただくことをおすすめします」と書いてあります。
とはいえ、これまでバスで待っていた人はいなかったそうです。
そりゃそうですよね、この景観を見るために人々はミャンマーに来るぐらいですから。
私はといえば足腰も強くないし実のところ高所恐怖症でもあるのですが、待ちに待ったこの瞬間を逃すわけにはいきません。
下を見下ろすと、背筋が震えます。
遺跡群を背景に記念写真を撮ってもらう時、あまりのへっぴり腰で笑われました。
場所取りをして、陽が沈む時間を待ちます。
天気が良いのできれいな夕陽がみられそうです。