理学療法士さま、さま!
2016年 08月 17日
前の経験では忘れた頃に自然に治ってたからほっておこうと思ったが、前の時と違うのはネットの情報がたくさんあるということだ。
その中で気になったのは「自然に治癒をするが、元のようにはならず腕の可動域が狭まるので、病院で見てもらった方が良い」
ふむふむ、病院の宣伝かしらとも疑いつつ、仕事の帰りに整形外科に寄ってみた。
レントゲンを3枚撮って、
「骨に異常がないので、五十肩ですね」
「湿布あげましょうか」
「ください、ください、母が喜びます」とは言えないけれど
「お願いします」
「リハビリの予約をしますか」
「せっかく意を決して来たのだからそのくらいやらなくては」
「はい、お願いします」
というわけで、リハビリ室へ。
運よく、少し待てば今日も出来るという。
出てきた理学療法士の青年、日焼けをして小顔でかっこが良すぎて、苦手なタイプかも。それに私、ふだんでもマッサージは嫌いだし、、、
ベッドに座ると背筋を確認するように探る、ゾクッ
「肩、肩痛いのは肩よ、背中じゃないから」とつぶやきながらされるがままに次はベッドに横になり、足からお腹から、調べている様子
脂肪がたくさんあるから調べるのが大変よね。ごめんなさいね。
なるほど、肩の炎症といっても全身に影響があり、人間の体ってひとつ故障がおきると、あちらこちらのバランスが崩れるわけね。
そういえば、ここのところ何年来ご無沙汰だったぎっくり腰にもかかったわ。
さてこの理学療法士の青年は口数が少ないけれど、まさに痒いところ、いえいえ痛いところに手が届く。
「ここ痛いでしょう」
「イタタタ!」
確認の後はゆっくりと腕を動かしてゆく。
体全ががかちかちになっていたのだ。
気が付けば、がほかほかして、痛いことなど忘れうっとり、体に羽がついたように、軽くなった。
最後に家でやるリハビリを教えてもらって、終了。
「いやー、感動です。凄いお仕事ですね!」と思わず口から出た。
「そうでしょう~」と青年がにこりとした。
このりりしいお仕事ぶり、私のタイプだわ!
「女心と秋の空」はすぐに変わっていいのよね?
私、心の中で思わず「来週も来るわ、休まず来るわ」と堅く誓っておりました。