大切な友を見舞う
2016年 08月 05日
都内の病院に友人を見舞った。
全室個室というこの病院は友人の病には最高の治療が出来る病院と知られているから、ひとまずほっとする。
とても元気なのだけど、なんとか病原菌をすべて除去して安心したい。
個室ゆえ、元気ゆえ、4時間もおしゃべりに興じる不心得な見舞客であった。
その間、一瞬の沈黙もないのだから、小さい時からの友人は恐るべしである。
誘われて屋上庭園に出てみる。
「ポケモンGO」が病院にもいるかやってみようという。
私の勤務先では3匹getしたけれど、さすが、病院、なんの反応もなかった。
そりゃそうよね、病院にいて誰か入ってきたら困るもの。
わたしとしてはキャラクターが出てくるのを見せたかったのだけどなぁ。
大きなホテルの向こうには隅田川も見える。
陽射しがやや傾き、日中の陽射しはいくらかやわらいでいる
薔薇が終わり、この暑さの中で咲いている花は少ない。
それでもひとつひとつの花や葉は可憐である。
描きつづけている絵の題材になるので、記録に残しておく。
花弁と幹から葉がのびているポイントに注目する。
唄ではないが、本当にそれぞれ個性がある。
植物を見ながら二人でゆっくり歩く時間は心がなごむ。
この病院は絵画も素晴らしい。
各階のエレベータ前で見ることが出来る。
今度はリハビリもかねて、各階を一緒に観覧して歩いてみましょうか?
いえいえ、もう今度がないように早く回復してね。
気持ちがしっかりしている友人だから大丈夫、信じているから、祈っているから。
良くなったら海外の公園でポケモンGOをやるというのはどう?ね。
これから一緒にやりたいことたくさんあるものね。