「あたたかさ」と「厳しさ」そして「希望」を!


まだ30代の頃、永六輔さんの講演を50名ほどの少人数で聴くことがあった。
その後もいろいろな方の講演を聞いているが、この講演が一番強烈な印象が残っている。

まず集まった人から10名をえらんで、椅子を輪に並べさせた。
一人目の人が名前をいう。
「田中です」
二人目の人が続ける。
「田中さんです。私は佐藤です」
三人目の人は
「田中さんと佐藤さんです。私は鈴木です」
というような具合で10名が全員名前を覚えさせられる。
自分の番が済んだ人も一生懸命覚える。
10名の名前を言わされるからである。
気が付けば、選ばれなかった他の人も必死し覚えていた。
演劇のスタッフの最初の顔合わせの時にこういうことをやって名前を覚えるのだという。
記憶力の悪い私はその10人に選ばれなかった安堵感で、その後の講演の内容は覚えていない。
しかしテレビで見る永六輔さんの柔和な感じや歌詞に表現され温かい感じと違って、とても厳しい人だと印象に残っている。

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TBSラジオの「どこかで誰かと」の放送からは人や物事を見る自分の視野の狭さを知った。。
そういえば、大学時代、友人が永六輔さんに手紙を書くと必ず返事をくれると言ってもらった葉書を大切にしていた。

上を向いて歩こう
見上げてごらん夜の星を
夢で逢いましょう
ともだち
こんにちは赤ちゃん
いつもの小道で
黄昏のビギン
そして
遠くに行きたい

曲名を聞いただけで懐かしさがこみあげてくる。
永六輔さんは本当に遠くに旅立ってしまったけれど、
その唄を歌う誰にでも「暖かさ」と「希望」を永遠に与え続けてくれる。

合掌
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by shinn-lily | 2016-07-17 00:46 | 思い出 | Trackback

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