ZERO to ONE


今年の7月15日にamazonが「1日限り夏の大SALE」をサイト上で行った。
どんなものかと覗いてみると、数量限定のお得な商品がつぎつぎと紹介され、早いもの勝ちでその製品をクリックして購入するという仕組みだった。
次々と新しい一手を投入してくるものだと感心しているうちに、キンドル向けに購入金額ゼロ円でダウンロードできる数冊の本の案内を見つけた。家庭画報や伊坂幸太郎の小説など比較的旬の本が出ていたので目にとまったのだが、だからといってさして読みたい本があったわけではない。でもせっかく無料なので、最も自分で買いそうもない本を選んだ。

ピーター・ティール著[ゼロ トゥ ワン] 
君はゼロから何を生み出せるか


起業をしたいと考えている若者向けのメッセージでもある。

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「ピーター・テーイルはシリコンバレー人の中でもエキセントリックな人物として知られ起業家、投資家、ヘッジファンド・マネー ジャー、篤志家などとさまざまな顔を持っているようだがそのあたりには興味がない。
なんといってもこの本のテーマ
「同意してくれる人はほとんどいないけれど、重要な真実は何か?」に心がひっかかる。
そんなものを考え着くことが出来るだろうかと。

ちょっと前まで考えられなかったようなことが、コンピュータ上に起きていて、その機能についていけない私が読み切ることが出来たのは、この本の中にある新しい世界への躍動感にひっぱられたからに違いない。
失敗は成功をくりかえして夢をかなえた人間たちの動きは魅力的だ。物事の本質を見ることが出来て成功した人、本質を見誤って失敗に終わってしまったビジネスなど、わたしの想像を超えたはるかな世界で新しい文明が生まれていることを感じる躍動感である。

その一方で足元を見る言葉が印象に残る。
「コンピュータは人間の代用にはならない。人間を補完するものだ」
「技術者は売ることよりもクールなものを創ることしか考えていない」
「営業マンはみな役者だ。彼らの仕事は売り込みであって、誠実であることではない」
「売り込みだとわからないのが、一流のセールスである」

ネットで気軽にお買いもの、カードで決済、自宅まで届く、
瞬時に手許ダウンロードして本を読むことが出来る。
おそらく「誰も同意してくれる人はほとんどいなかった」中で立ち上げられ仕業であろう。
誠実ではない営業にたけた人物が作ったシステムで
結局、訳も仕組みもわからずにその便利さを享受しているだ。
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by shinn-lily | 2015-08-25 21:09 | | Trackback

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