韓国全州で会った人々⑥ J-POPを唄う高校生たち

夕暮れ時、全羅北道高校生J-POP大会の出場者選考会が近所の高校であるというのでmeiさんに同行させていただきました。大会で優勝すれば、日本旅行に招待されます。昨年はこの高校から優勝者がでたとか、みんな日本行きを目指してがんばるそうです。

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聖堂に入ると出場者十数人が試験の前のように歌詞を書いたメモを持って、一生懸命口ずさんでいます。

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Meiさんは毎年この学校の審査員を務められているそうですが
お供の私たち日本人の突然訪問は出場者にプレッシャーをかけたに違いありません。
出場者と歌名が書かれたシートが配られ、
私も審査員補佐程度にみなさんの歌にチェックをいれながら聴きました。
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まず最大の難関は日本語できちんと歌い通すこと。
やはりこれがなかなかできません。途中でとまってしまいます。
みんな難しい曲ばかり選んで、私たちの年代が知らない曲ばかりですもの。
それなのに、外国人が歌う日本の歌という感じではなく、日本語がとても美しく歌われていきます。
きちんと歌い通せる女子は半分くらいでした。
「はじめまして。わたしは○○です。よろしくお願いします」と
挨拶が出来る子もいます。
どうしてこんなに体が柔らかいのかと思うほど、舞台で恥ずかしくてくねくねする子もいます。
歌詞が思いだせずに途中でマイクを置いてしまう子もいます。
見ている私はみんなが可愛くてしかたがありませんから、手拍子でエールを送りました。
17名が歌い終わると、きちんと挨拶をして聖堂から出ていきました。教室にもどって勉強を続けるそうです。
この会の指導をされている40代前半の日本語堪能な先生はドラマに出てくるような可愛らしい熱血先生で、なんとか生徒を大会に送り込みたくて一生懸命なのです。
生徒の日本語の発音を褒めたら自分のことのように喜んでいらっしゃいました。
結局この日に優勝者は決まらず、5人で再選考となりました。

外に出ると、どの校舎にも電気が赤々と灯っています。

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みんな夜10時頃まで学校に残って勉強をしているそうです。
明るくてはつらつとして、目が輝いて、その上勉強に忙しい高校生たちが、
J-POPを好んで歌っているのです。
将来は日本と韓国がもっと仲良しになれるに違いないと思いながら、
そしてあの高校生たちに素敵な未来があるようにと祈りながら、校門を出ました。
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by shinn-lily | 2015-06-23 21:15 | 全州 | Trackback

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