スーツケースひとつで
2010年 08月 19日
5月の終わり、都会の真中で、ブログでのお知りあいになった「やさしい光の中で」のwhitelacenonyoさんに初めてお会いしました。想像していたとおり、美しく才気に満ちた方でした。
どちらからということなく、磁石のように、まるで人生の最初から予定されていたようにお会いして、4時間ぶっとおしでおしゃべりをして、それでもまだ足りなかった・・・・。
その時
「人生を縮小する」
ということを教えていただきました。
これまでは夢中で過ごしてきたけれど、そろそろいろいろなことを整理する時期になってきたということ、最後はスーツケースひとつで病院に入って、残った人々に迷惑をかけないということを目標とし暮らし方を整理していくと。
理想的ではあるけれど、なかなか実践はできません。
ところが、whitelacenonyoさんは身をもって実践なさってきた方です。
ひとつ、ひとつをうかがいながら、もう、ただただ、びっくりです。
人生を縮小することは、片隅でささやかに生きていくことではありません。
自分が本当にやりたいことを思いっきり実践するために、余分なものを切り落としてゆくこと、そして家族をも含めてほかの人に煩わしい思いをさせないこと。
それが証拠にwhitelacenonyoさんはたくさんのお弟子さんをお持ちでご活躍中です。
そのお教室のお料理はため息がでるほど、素敵で美しく、もちろん美味しそうです。
ああ、私にはとても出来そうもありません。
頭がこんがりそうです。
でも少しだけ、少しだけ、60歳になったから、心の片隅に気にかけていきたいと思います。
「スーツケースひとつで」を…。
まずは、頭の中の整理を、
自分の進む方向を探らなければ!