山の上の花畑 春
2009年 04月 02日
そこは考えてもいなかったような穏やかな空気に満たされ
春を謳歌する草花のお祭りです。
この春やっとみつけたおおいぬふぐりは見れば見るほど可愛らしく、
春には珍しい空色の花は1センチにも満たないのに毎年楽しみな花です。
たんぽぽが光を浴びて開きます
可憐なすみれ
すみれちゃんという名前の小学校時代の同級生がいました。
可愛い名前だなと子供ながらに思いました。
私たちの時代にはめずらしく、子がついていませんでした。
ああ、もったいない、蕗のとうはもう開ききってしまいました。これではてんぷらにしても美味しくありません。
新芽の準備万端の雑木は空に映えます。
山桜は近くで見ると見落としそうなくらいに地味です。
でも、そのほのかな桃色と淡い茶色の新芽は、あの咲き誇るソメイヨシノに比べて、気持ちが静まります。
見下ろせば、ずいぶん登ってきました。
目的地が見えてきました。
丹精した水仙が山の上に咲き誇っていました。
静謐な空気の中、ひっそりと
でも堂々と咲き誇っていました。
足元には土筆も寄り添います。
もうまもなく、菖蒲が
そして夏ちかくには芍薬が
その頃には蛍がとびかうこの誰も知らない場所を私は「秘密の花園」とよんでいます。
「水仙の花が咲いてますよ」とのお電話に春を満喫させていただきました。
大切にされている自然と丹精された花々と触れて、命の活力をたくさんいただきました。
春は必ず毎年やってくる。
どんなに厳しく、つらく、悲しい時も
冬の後に、必ずやってくる・・・・・こう感じた春・・・人生の中でいっぱいありました。
いつも思うんですが、おおいぬのふぐりって凄く可憐で素敵な花なのに、どうしてこういうネーミングになってしまったのか気の毒みたいです。
そうそう、冬来たりなば春遠からじなんでしょうね。うんうん。
本当にこの可憐な花にこの名前をつけた人、どこのどなたでしょう?
私、このおおいぬふぐりが大好きです。
このあたりは、昔は桑畑が多く、お蚕さんを飼っていた農家が多かったようです。
今では首都圏にはめずらしい自然が残る地域となりました。
仕事の合間にこのお宅に伺い、自然の恩恵にあずかっています。
実は、花より団子、もうすぐ下の竹藪に筍が芽をだします。
贅沢に暮らしていくことはこういうことかと、時折思います。
竹組をおうだけで、名前の変遷がわかるのですね。
最近ではまた子のつく名前もいいかなと思いますが、本当に少なくなりましたね。
先生のお宅もまわりも、かつては、この風景と似ていましたね。
梅林もありましたよね。記憶がはっきりしていないですが。
前には筍も頂きました。
駅から遠くない良い場所ですから、おそかれ、早かれ家が建つのはしかたがないとは思いますが、鶯の声は嬉しいですね。
我家も鶯がやってきます。
とても良い声を自慢するように、たからかにホーホケキョ・・・、いつもでこの声が聞けますように、願うばかりです。
お金では買えない豊かさです。
ほんとうに愛らしい花が いっぱいですね!!
ご自分の大事な『秘密の花園』を お持ちなのは 幸せですね。
自然の中で 大きな背伸び、深い深呼吸をなさって ・・・ 明日へのエネルギーを 蓄えてくださいね。
私も 花粉が終末になってきましたので、大きな深呼吸を しにいってみよう ・・・ と、思いました。
そうなんです、やっとおおいぬふぐりにめぐりあえました。
この秘密の花園は個人のお宅の敷地なので、よその方が入れない場所です。
お知り合いということで、良い思いをさせていただいています。
前にはこのあたりにはクレソンがいっぱいあって、私はは大好物なので山ほど頂き、クレソンサラダ三昧をしましたが、このお宅、クレソンはお好きでなく全部、とりはらってしまいました。
とても残念でがっくりしました。
もうすぐ、筍・・・ふふふ、お知らせのお電話をまっているところです。
この秘密の花園で、おっしゃるとおり、深呼吸をすると生き返ります。
ようし、頑張らなくてはっていうエネルギー、確かに頂いています。
この場所、管理にとても手がかかっていて、ほおりぱなっしにすればすぐ荒地になってしまいます。
たまには、お手伝いしなくてはとおもいつつ、なかな素人では手にだせません。
帰りにはいつも、お野菜やお花を頂いて帰ります。そのたびに申し訳ないと思いながら、感謝しています。