2017年 ソウル ドラマのように⑥「全羅毎日新聞」7周年のお祝い


オンニー朴芝蓮氏は詩人です。
オンニーとソウルを旅したその日は「全羅毎日新聞」創刊7周年のお祝いの日にあたりました。
前もって依頼を受けていたお祝いの詩が、その日に掲載されるはずです。
ホテルのラウンジ横にあるパソコンコーナーに二人で陣取って、検索しました。
わー、素敵
b0116765_16412665.jpg
韓国ではお祝いに詩を贈るというのをよく聞きます。
この季節らしいつつじの絵と詩は創刊記念を華やかに祝います。

詩のひとことも理解できないのがなんとも残念。
清々しい朝、新聞で始まる今日という日に期待をしているその気持ちを綴られたのではと、雰囲気だけは味合わせていただきました。

帰国後、実際の新聞を送ってくださいました。
b0116765_22150076.jpg
b0116765_16420242.jpg
いつか全州郊外にあるオンニーの詩碑を見に行きたいと願っています。





# by shinn-lily | 2017-05-17 23:12 | ソウル | Trackback

白黒つけるのは、簡単じゃないわ

「白黒つける」って?

政府は毎月ブラック企業の社名を発表すると、ニュースでちらりと見て違和感を感じた。

もちろん電通も入っているがその多くは中小企業である。

働く人を守るために発表という形をとるのではなく、他の方法はないのだろうか。


企業って、ブラックだのホワイトだのって、本当は分けられないのではないかと思っている。もちろんホワイトの会社で利益があがり、高水準の給料を得て、有給も多ければ言う事がない。さらに、それぞれがやりがいのある仕事が出来ていれば、これはまさしく天国である。

人生だっていろいろあるように、企業だって一生懸命やっていてもいろいろ起きる。

よかれと思って精魂込めて作ったものが、リコールになるのは自動車会社ではよくある。

ものつくりの世界でいえば、高品質なものを低価格でつくれば利益が多くなるのだけど、

よほどの革新的な技術が生まれない限り、そのしわ寄せは協力会社へ、またそのしわ寄せは部品会社へ

そんな厳しい現実の中で生産に励んでいる人々にブラックだのホワイトだのという区分けは存在しない。

結局、ほとんど多くはブラックとホワイトを足して2で割ったグレーな環境で働いているのではないだろうか。

ブラック手前のグレーの中で必死に働くのが、今の企業の状態なのだと思う。

白黒つける前に濃いグレーが少しでも薄いグレーになるように知恵と想像力と人を思いやる気持ちを忘れない様にするのが、人間というものだ。


これはきぬさや・グリンピース・スナップえんどうの花。

b0116765_15512366.jpg

b0116765_15214185.jpg


花は小さ目だが、有りがたい食料を提供してくれる。

b0116765_15553850.jpg

b0116765_15170370.jpg

こちらはスイトピー

b0116765_15162437.jpg

食べることは出来ないが、なんとも甘い香りにうっとりする。

b0116765_15164028.jpg

ルーツはたどれば同じような原種なのであろう。

どちらが好きかって、そんなこと決められない。


さて、新パソコンも初期設定が終わり、あとはwifi環境を整えて、新しいiPadを母のために設定すれば今回のネット環境整備が終了する。

旧データがいかせるかどうかはおいおいやっていこう。


パソコンが使えないと、本が読める。

「美女と野獣」も観てきた。

音楽がよかったし楽しい映画だった。

パソコン休憩も良いものだったが

つかいこなすにはもう少し神経をつかいそうだ



# by shinn-lily | 2017-05-16 15:26 | まわり | Trackback

ブログのおやすみ

こんなに香しく美しい5月だというのに、あなかなしや!
パソコンがダウンしてしまいました。
7年使ったので、そろそろかなと恐怖心は心の片隅にあったのですが、
辛うじてバックアップしたもの以外は旅写真もみな消えてしまいました。
復元しようか、このさいだから、断捨離と称してさよならしようかしら?
思い出は心のなかに。

さて
パソコントラブルはなんともストレス
でも、せっかくのこの良い季節、ストレスの中で生活するのはもったいない
本腰を入れてネット環境を整えてみようと、前向きにたちあがりました!
いろいろメンテナンスをしてみます。
というわけで暫らくブログをお休みします。



いつも、読んでくださる皆様、ありがとうございます。
ソウルの旅もまだまだ途中、復活したら、また遊びに寄ってくださいね。



# by shinn-lily | 2017-05-07 17:46 | まわり | Trackback

2017年 ソウル ドラマのように⑤ 雨にけむる世宗大路

世宗大路には韓国人の想いがつまっている。

b0116765_026859.jpg



奥からソウルを見守る北岳山(ブガッサン)

わずかに見える青い屋根が大統領府 青瓦台

李王朝の宮殿景福宮(キョンボクウ)は2010年に復元された光化門(クヮンファムン)の陰で見えないが
ここでもかずかずのに韓国と日本の歴史がある。

b0116765_0182611.jpg


その手前に
ハングル文字を創生した李氏朝鮮王 第四代世宗王の銅像が威風堂々と鎮座している。

b0116765_0252483.jpg


世宗大王の像を見て思うことは2つある。
「あの時(1446年)にハングル文字を発表しなかったならば、韓国はまだ漢字の世界であっただろうか。後の教育の中で漢字をもう少し多く残すことはできなかったのだろうか」
「もし漢字の世界が続いていたならば、私たち日本人は中国を訪ねた時のように、意味はわかるけれど発音は覚えにくかったにちがいない。
世界一多くの音を表現できるというハングル文字のおかげで、わずかながら、聞いて理解し、話すことができる。
最初は記号としか見えなかったこの文字に今恩恵をうけているのだ」


さらに
加藤清正率いる日本軍と戦い韓国の英雄とあがめられている李舜臣(イスンシン)の銅像がひときわ高くそびえたつ。

b0116765_018315.jpg



金薫(キムフン)が李舜臣を主人公として書いた小説「孤将」は蓮池薫氏の翻訳も素晴らしく読み応えがあった。
そこには大将とし軍を率いながら、一方では一個の人間として孤独の中で悩みながら生きている姿が書かれていた。
また、両国の多くの人々が命を失った戦場である海の描写があまりに美しかったことが妙に印象に残っている。

路の入り口、一番手前には
2014年、セウォル号の転覆事故で亡くなったの高校生300人を悼む祭壇がテントの中にある。

b0116765_0184440.jpg


祭壇には亡くなった高校生の写真が並んでいる。
若々しいその顔を見ると、悔しくて涙がこぼれそうになる。
3年前、友人とソウルを訪れたのは事故の2か月後であった。
私たちも当時ソウル市庁舎前にうまった黄色いリボンにご冥福をたくさせていただいた。
たくさんの黄色いリボンへの想いは消えることなくここに追悼されていた。

しかしそれだけではない
実は、今は見ることのない朝鮮総督府が光化門のある場所に建てられていたのだ。
朝鮮総督府は1910年から太平洋戦争の終る1945年まで、日本が韓国を統治していた時の官庁である。
のにち図書館などに利用されたが、1995年金泳三大統領によって爆破され、その姿を消した。

数々の歴史、韓国と日本の歴史と想いがつまったこの道をオンニーと私は手をとりあって、未来へと歩いた。

b0116765_0174394.jpg

# by shinn-lily | 2017-05-04 01:03 | ソウル | Trackback

2017年 ソウル ドラマのように④ 登場人物3番ヤクチング(薬友達)

ソウルは雨模様、それでも雨なんかに負けてはいられません。

b0116765_10545841.jpg


オンニーと傘をさして地下鉄を乗り換え、地上にあがります。
「昔、大学に通っていた頃は毎日のように来ていたのだけど、ビルがたくさん建ってわからなくなってしまったわ」
とオンニー
銀行の前に立つ若い青年に道を尋ねます。
それでもわからないので、友達に電話をしています。
そしてその電話を青年にわたして、現在地やら道を友達から聞いてもらっています。
人と人の距離が近い!
韓国に来たときはいつもそう思いますが、この青年も気軽に電話に出てくれて、そして教えてくれました。
たどりついた場所はここ、老舗の薬局です。

b0116765_1055150.jpg


「アンニョンハセヨ~」
私たちがこれから「ヤクチング」という共通相性で呼ぶ、とびきり美しく、きりっとした白衣の女性がいらっしゃいました。
聞けば、幼稚園から大学までずーっと一緒だったチング(友達)とか。
薬の山をかきわけて、私たちは座り込みます。
お嬢様は日本の大学で「都市工学」の教授をなさっているそうです。
ですから日本人のわたしにも親しみを持ってくれたようです。
ひとしきりおしゃべりをして、といってもわたしは横で少しわかったような、いえほとんどわからないのですが。
帰り際にヤクチングが夕食に誘ってくださいました。
「じゃああとで」と外に出たのはよいのですが、
結局、私たちの都合ですっぽかしてしまいました。
心配する私をよそに、オンニーは
「大丈夫、大丈夫、ずーっと友達だったから」と。
そうかな~、日本の友達関係だったらしこりになりそう・・・
オンニー、ヤクチングにちゃんとお詫びを伝えてくれましたか?

その老舗薬局は明洞の近くなので、いつかまたお尋ねしたいなと思っています。

b0116765_1055874.jpg


オンニーのお友達だけあって、ものすごく素敵な方なのでぜひ、またお会いしたいのです。

薬局を出るとこんな路地を通り抜け、私たちは手をとりあい

b0116765_1055442.jpg


東大門から続く清渓川の散歩道に出ました。

b0116765_1055739.jpg

# by shinn-lily | 2017-04-30 11:05 | ソウル | Trackback

2017年 ソウル ドラマのように③登場人物2番 文在寅候補 & 安哲秀候補

今、ソウルの街の話題は北朝鮮問題ではなく大統領選挙です。

b0116765_15462167.jpg



オンニーとタクシーの運転手は20分あまりの乗車時間にずーっと大統領は誰が良いか激論
運転手のアジョシはまさしく韓国独得の口角泡をとばすという表現がぴったり
横から見ると、本当につばが飛んでいました^^

b0116765_15385594.jpg


選挙戦は、日本でも報道しているように、
進歩(革新)系最大野党「共に民主党」の文在寅(ムン・ジェイン)候補と中道系「国民の党」の安哲秀(アン・チョルス)候補の2強に絞られてきたようです。
韓国人が政治の話題好きとは聞いていました。
目下のところ、どちらに投票するかが大問題のようです。
国民がそれってあれだけのデモをしたわけですから、当然です。

韓国は直接国民投票により大統領を選ぶので、意識も日本より高いことはうなずけます。
そして、今、国民の共通の想いは失脚した前大統領朴槿恵(パク・クネ)氏に対する深い失望です。
主のいない大統領官邸 青瓦台は今もしっかりガードされています。

b0116765_15461755.jpg


ところでこんな選挙カーを街で何度かみかけました。
この車は保守系「正しい政党」の劉承ミン(ユ・スンミン)候補の選挙カーですね。
人の気配のないディスプレーだけの各候補の車が国を中廻るようです。
静かではあるのですがこれではテレビと同じでは?
はたして選挙カーの効果はあるのでしょうか?

b0116765_15394773.jpg


二強と言われる2人のうち、どちらが選ばれるとしても、反日色の強い候補です。
それでも5月9日には複雑な様相を呈してきた朝鮮半島の未来のために、真実を曲げず、公平で真摯な政治を行う大統領が選ばれることを祈っています。
# by shinn-lily | 2017-04-27 16:02 | ソウル | Trackback