2017年 ソウル ドラマのように⑨ 奉恩寺へお参り ホテルへ戻る

shinn-lilyさん、ここどう?

オンニーの一言の提案でチソンちゃんは混んでいる道をうまく進んで、奉恩寺の駐車場に車を入れてくれた。

おりしも、お釈迦様の誕生を祝う灌仏会(かんぶつえ)を前にして華やかな提灯が飾られている。

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日本では4月8日と決まっているが、こちらは旧暦で5月3日が灌仏会にあたるようだ。

空が色を失う頃、提灯の華やかさが増す。

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韓国の街にはキリスト教の尖塔が多くみられるが、まだ仏教の存在も大きいだと実感する。

寺のまわりの路も色とりどりの提灯で飾られている。

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北朝鮮のミサイルを心配しながらソウル入りしたのに、街が生き生き明るい印象があったのは、あちらこちらで見るこの提灯の明るさだと気づいた。

江南の高さを誇るビル群の中で、威風堂々とその存在感を示すこの寺の境内には別の空気が流れている。

人々の心をいやす手伝いをしているかのように、ライラックが良い香り放っている。

日本と違う、多くのアジアの国に見られるような太い大きなお線香でお祈りをさせていただいた。

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キリスト様の前でもアラーの神の前でも、ヒンズーの神々の前でも、そしてブッダの前でも

身勝手にも、どの宗派の神様にもすがりつく。

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どこの国でも手を合わせ、頭を垂れる。

それにしても日本の仏教は中国や韓国から日本に入ったのになにか大きく違う。

楽しげな動物の張子は台湾の寺でも見かけたが、日本にはない。

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ブッダの姿はどの国も明るい。話しかけたくなるほどだ。

それに比べて日本の仏像は静謐で思わず頭をたれたくなる。

他国の国の仏教に触れるたびに、この違いはどこからきているのかといつも疑問に思う。


日本からのVIPが喜ぶというユッケののったビビンバで夕食、

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オンニーはヘルシーな食事を選択。


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新羅ホテルまでの帰り道は噴水が見える橋を通ってくれた。道路は噴水の下になる。

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ホテルのお部屋でみんなでお茶を!

ソウルタワーが緑にライトアップされていると大気汚染は少ない

オレンジだと大気汚染注意!

チソンちゃんの説明に、みんなで緑のソウルタワーを見る。

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朝3時半に起きて長ーい1日

だが、まだまだ終わらない。

チソンちゃんは江南(カンナム)自宅へ、私たちはホテルのサウナへ、

洋服を入れたロッカーが見つからず、オンニーとタオルを体に巻き付けてうろうろ

部屋にもどり、ベッドにもぐってまたおしゃべり

それは、まるで小さい時からの友達のように際限なく続き、そして知らない間に寝入っていた。



# by shinn-lily | 2017-06-05 22:36 | ソウル | Trackback

1日半の箱根リゾート sanpo

久しぶりの箱根
すっかり緑が濃くなった山
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今回は箱根吟遊です。

おお風呂にゆくのも良いけれど、テラスの露天風呂でのんびりするのが贅沢な気分にひたります。
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この日のために読まずにとっておいた本(とても面白いこの本は別な時にご紹介予定)パラパラめくりったり、母と妹とおしゃべりをしたり、お茶を飲んだり。
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今回お食事が繊細で材料も良いものを使っていて
お口取りのアナゴのあられ天ぷら
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おつくり
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それにサクラエビのごはんなどが中でも印象に残っています。
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サクラエビは油処理がしてあってこくがあり、ごはんにほんのりついたピンク色をみれば、炊き込みなのでしょうか?
とても良いお味が出ていて、これはなんとも再現したくて、研究してみようと思っています。
プロに挑戦?おこがましいのですが・・・。

朝食も和食を選択したので、チェックアウト後はコーヒーが「飲みたい~」との声があがり
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結局慣れ親しんだ場所が楽なので、宮ノ下から仙石原に出て小田急ハイランドホテルへ

ああ、やっぱりここは落ち着くわ
お花が夏らしくアレンジされていました。
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コーヒーとケーキ
サンドイッチも一皿とって、みんなでシェアー

今日の大涌谷の状況
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旅館のごちそうも良いけれど、
おうちごはんも、おちつくもの
破竹と油揚げの煮物、鶏のから揚げには玉ねぎ醤油のたれ、それに空豆ごはん
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もちろんビールがなくてはね、とはいうものの飲めない私はノンアルコール
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出かけて、「やっぱり温泉はいいわね」
家に帰って、「やっぱり我が家が一番」

いつもお気に入りのこの言葉も恒例行事
1時間半の距離で1日半のリゾート気分
さて次はいつかしら?




# by shinn-lily | 2017-06-03 00:16 | 箱根 | Trackback

女性が働き続けること②

日本経済新聞経済開発部 編集委員 石塚由紀夫氏のの講演を聴く機会を得た。

氏はこのようなご著書がある。

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資生堂の美容部員の働き方改革について、その社会的バッシングとその後の売上増について書かれている。

改革の概略は育児に携わる期間、女性を早番にシフトしていたが、人数が多くなってくると弊害がいろいろ出てくる。

まず、子供のいない人が遅番ばかりとなり、不公平感が蔓延してくる。

化粧品が最も売れる時間帯に接することがなくなる。

売れ筋の選択発注から遠ざかり、販売感覚が薄れる。

「働く女性に優しく」の弊害が企業の首を絞めつけ始めたのだ。

そのため、資生堂人事は全員にインタビューをして、老人介護をしながらの育児中など特殊な理由のあるごくわずかな人をのぞく女性全員に遅番にも入ってもらうことにした。

このことがNHKで放送されるや否や、社会的バッシングを受けた。

しかしながら結論は女性の働く意欲が増し、対面販売部門の売り上げも上がっていったという。


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大企業には手厚い育児休業制度があり、最長3年の休業をとることが出来る企業もあり、最近ではその3年をフルに休む女性も増えてきたという。

ところが、その結果、仕事場の変化においついていけず、職場に復帰困難な状況がおきているそうだ。

考えてみれば、今、一昔前といえば、Ⅰ,2年が良いところ。

浦島太郎状況で再出社してもキャリアの構築は難しいという状況になっている。

「女性に優しく」は女性のキャリアをスポイルしてゆくのだ。

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「女性に優しく」はダメ

これには私も同じ想いを持っている。

若い女性が入社してくると、自分の娘と同じくらいの女性にどう話しかけて良いかわからない男性が女性に優しく接する。

もちろん、優しさは社会への一歩を歩き始めた若い女性たちには応援になる。優しいのは良いが、甘やかしてなんでも「いいよ、いいよ」というのは困りもの。

厳しく部下を指導するより優しくしてあげるほうがどんなに楽か・・・

誰だって人に厳しくするのは大変なのだ。

若い女性に対して、嫉妬するおつぼねさんにはなりたくないのだが、

「甘やかさないで、きちんと教えて」と上司になる男性に頼む。

何故なら、彼女たちが社会への一歩がこんなものだと思ったら、これから一生損をしてしまうことになり、厳しいことに対していつでも不満を持ち続けることになるからだ。

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スタートの厳しさは後々の宝になると思っている。

その厳しさの中で成功体験が出来れば、宝物がもっと光出すにちがいない。

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優しすぎる弊害・・・この言葉の真意をきちんと理解し、新しいステージに女性が上っていく時期になってきたのだ。


# by shinn-lily | 2017-05-30 22:32 | 大切な場所 | Trackback

女性が働き続けること①

最近、通勤時に多く見かけるようになった保育園送りのパパやママたち、ここ郊外の駅のまわりに保育園がいくつか出来たせいかもしれないが、子供が出来ても働く女性が増えているのは確かだ。

寿退社という言葉が死語になりつつあり、子供が出来てもキャリアを捨てない女性が増えた。

企業の対応も育児休暇など、女性社員に対する仕事継続支援制度が出来てきた。

安倍総理は2012年女性活躍推進をうたい、2014年「すべての女性が輝く社会づくり本部」を内閣に設置し、昨年4月には女性活躍推進法が施行された。

背景には少子化にともなう人手不足への想定から成長戦略への手当があるが、海外から「日本の社会がおくれている女性進出を応援した」ということで海外から評価を得たこともあるという。

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昔から、実は女性って活躍しているのをご存じかしら、政治家のみなさんは?

農家の女性は朝早くから夜まで働きづめで家族を支える。

美容師は女性とて、一人前になるまで、閉店後夜遅くまで勉強する。

働く女性を支える保育園の運営をになう保母さんだって、男性も増えたといってもやはり女性が中心だ。

だから、女性活躍推進法という名前に抵抗を覚えるのだ。活躍している女性は昔からたくさんいる。

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そして現実に目をむけてみる

「育児休業?育児はなにより大切ね。どうぞどうぞ、しっかり子育てに専念してね。女性としても応援するわ」

本心で子育てと仕事で大変な時期を経験した私としては心からこう応援したい。

けれども、あなたがいない時期、あなたの仕事は他の人でカバー出来ない。そのしわ寄せは急いで帰って家族のごはんを準備しなければならない他の女性にふりかかるのだ。

それに今時、昔のようにコピー機のまわりでおしゃべりをしている人なんていないほど、みな自分の仕事で手いっぱいだ。

ではその間、派遣さんを雇ってカバーする?

これも、昨今採用が難しくなっている。

悔しいが、「育児休業を取りたい」と言われたとたんに頭を抱えるのが、育児休業制度さえ整備されていない中小企業の現状だ。

それでも「女性活躍」という言葉が紙面に出るだけでもよしと考えるべきなのだろうか?

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子供を保育園に送る後ろ姿に今日もエールを贈る。

「大変な時期もいっとき、ここが踏ん張りどころ」と。 


# by shinn-lily | 2017-05-28 11:46 | 大切な場所 | Trackback

2017年 ソウル ドラマのように⑧ 登場人物4番 チソンちゃん


韓国を訪れるたびに漢江をいつも横目で見ながら、金浦空国からソウルに入ることが多かった。

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オンニーは一度漢江の河畔に行ってみたいという私の希望をかなえるべく段取りをしてくれていた。

夕暮れ前にオンニーの下のお嬢様チソンちゃん(仮名)と漢江で待ち合わせ。

現れたのはまあなんと可愛らしい、いや美し女性でした。

アメリカの大学でまなび、韓国大手自動車会社に勤務されているときに日本のT自動車に引き抜かれ、高待遇を受けている様子。

カチッとしたジャケットにスリムな柄のパンツ、足元はよろけそうな高いヒール、、その上カンナムにご自分のマンションを所有している。

これぞ韓流ドラマに出てくるいわゆるスタイリッシュな女性そのものだ。

もちろん仕事はばりばり出来そうなことは、私たちを案内してくれる所作の素早さを見ればわかるが、その他の時はおっとりとしていて、おかあさんに対してもまことに優しい。

「オンマ、ケンチャナ?」(お母さん、大丈夫?)とたびたび、それもなんとも可愛らしく声をかける。

反省反省・・・私も母を大事にしているつもりだが、こんな風に優しくないし、時には「危ない!」と声を荒げてしまう。チソンちゃんをみならわなくてわね。

ソウルの街は漢江という大きな川があったために、昔から物流や人の流入があって栄えたと聞いている。

その漢江を間近に見たい、その流れの感覚を味わってみたいというわたしの願いがかなった。

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その後チソンちゃんはT社の日本車でカンナムをひとまわりしてくれた。

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何度もソウルに来ていても、初カンナムだ。

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その日は朝4時に起きて、羽田に向かい、金浦から新羅ホテル、明洞を歩いてたせいか頭が動かなくなって拙いハングルでさえ言葉に詰まってきた。

アメリカ滞在中に日本人教授から教わった流暢なチソンちゃんの日本語が私たちの会話をサポートしてくれたのは大いに助かった。

年金の話、ふだんの生活の話など、車の中での会話もふくらんだ。

韓国は家族の間の関係が密と聞いていたが、全州の実家から離れてソウルにひとりで住むチソンちゃんとオンニーも毎日電話をしておしゃべりをするという。

「毎日!忙しいのに大変じゃない?」とチソンちゃんに聞くと

「オンマーと話して元気が出る」と。

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うーん、なるほど、ドラマでは息子もよくお母さんに電話しているわよね。

ということは、韓国では母親は子供たちとよく話しているので、「おれおれ詐欺」ってないのかしらね?

聞いてみればよかった!



# by shinn-lily | 2017-05-23 16:46 | ソウル | Trackback

2017年 ソウル ドラマのように ⑦明洞は私がご案内します


これまでソウルの滞在の宿はたいてい明洞近く
どうやらこのあたりの地の利はオンニーより私のほうが詳しそう。
「明洞はおまかせください。私がご案内します」
韓国人でもここに来るのは若い人ばかり、あとは観光客ばかりだから私たち年代の地元人はみかけない。

まず市庁舎前の広場から地下の商店街に入る。
ブランドコピーを売るお店が多く、のぞきながら歩く。
毎回来るたびにコピー製品の旬が変わる。
ある時はエルメスであったり、ある時はシャネルであったり、トリバーチのこともあった。
3年前はゴヤール全盛であったが、今回はマークジェコブスの生地のバッグが新入りで多くの店で取り扱っていた。
お土産用にストールを買うために毎回おなじみのお店に立ち寄る。
気に入った柄を色違いで母、妹、娘、それに自分用にに購入。
よくよく見ればゴヤール柄、あまりに本物と違うので気が付かなかったわ。
ゴヤールのバッグは見ることはあっても、ストールは見たことがないもの。

値段交渉の時はなかなか譲らなく厳しい店員の女性も、交渉が終わればがらりと変わる。
私のお金のしまい方が危険だと注意する。
お財布にお金を見えるようにいれてはいけないと・・・オンニーと二人で別のところにしまえと言う。
たいした額をもっているわけではないだけど、きっと甘いのね。
仰せの通り、見えないところにしまったわ。用心、用心!



さあ、明洞!
週末でもないのに相変わらず人が多い


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ところがいならぶ化粧品の店舗は閑散としている。
前回は中国人で店の中がごった返して、その上レジには長い列で順番待ちだった。
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サットの配備の件で中国が韓流ドラマの放映やKポップの公演を中止にしていると聞いている。
関係が冷え込んでいるせいだろうか、大量買いの中国人はみかけない。
日本人も少ない。
政治情勢が微妙に影響しているようだ。
せいぜいにぎわっているのは道の真ん中に陣取っている食べ物の屋台だけだ。



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それでも、この明洞の中心道路を通ると、ソウルにまた来たと実感する。
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明洞聖堂を横に見て、小路の曲がり角にある店でポガジャ(胡桃饅頭)をお土産に買うのも恒例のこと。


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箱詰めをしている間に熱々の焼きたてをひとつご馳走になる。
餡子と胡桃の味が甘く口の中に広がった。



# by shinn-lily | 2017-05-21 00:58 | ソウル | Trackback