もう一度観ようかな、ラ・ラ・ランド


多くの方がすでにご覧になっているであろう「ラ・ラ・ランド」

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楽しかったわー。
燦々と降り注ぐカルフォルニアの太陽や、
苦しみながらも夢の実現に向かう若者たち、
皮肉な会話も粋に
往年の美人女優に比べれば大つくりの顔立ちのエマ・ストーンのエネルギーが元気よく伝わってくる。

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ライアン・ゴズリングのピアノも切なく、メロディーが頭に残る。

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かつて憧れたアメリカがそこにあり、
トランプ氏の言動で傷ついたアメリカが、私の心の中で復活した。
いろいろな国からやってきた人々が文化を作り上げてきた。
自由という空気の中で夢をおいながら。
「アメリカ」っていいな。理屈はなし。
ダンスも音楽も夢のアメリカに誘ってくれる。
冒頭の高速道路上の全員ダンスは、まさしくインド映画の中で全員が躍るシーンをパクった感じ、人間の心の中にある祭りが繰り広げられる。
肩がはらないで、楽しく・・・そうそう現実社会がシビアだからせめて見る物は気楽で楽しくね。

60年代にフジテレビで「テレビ名画座」というのを毎日やっていた。
3時~5時で、最初は毎日同じ映画を繰り返し、途中からは水曜日か木曜日に変わる二本立てになった。白黒だったし、主にヨーロッパ系の映画だったのだろう、、画面全体が暗かった。子供にはわけのわからないことも多かったけれど、なんとなくこの時間が楽しくて小学校から帰ると毎日見ていた。毎日同じなのに飽きなかった。
やがて、「マイフェアレディー」「ウエストサイド物語」「サウンドミュージック」などのミュージカル映画が劇場でつぎつぎと上映され、スクリーンが明るく美しくなって、うきうきした。
「ラ・ラ・ランド」はそんなうきうきした心が再びもどってきたような映画だった。

映画やドラマって、二度目に見ると最初に気づかなかったことに気づくことがある。
ああ、ここに伏線が貼られていたのだ、
ああ、ここでこんな風に言っていたのね
だから、もう一度見てみたいな。
もう一度、あの音楽を聴きたいな。

ところで、映画やドラマなら何度も見ることは可能だけど、人生は一度だから、
見落として生きていることって、多いのだろうな・・・怖い!



画像は「映画.com」からお借りしました。
# by shinn-lily | 2017-03-16 22:17 | 興味 | Trackback

アリラン峠の旅人たち


旅芸人、行商人、キーセン、巫女、白丁、鎮魂にたずさわる人々の末裔
細々とその技を残し、今も世の中の片隅に生きる人々を取材した雑誌「根の深い木」に連載された記事36編のうちから
相補版は13篇(内、3篇は続編から),

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続編は11編,合計21編が掲載されている。

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すなわち21の職種が紹介されているのだが、その多くは被差別の民であり、または大きな収入を得られるわけではない人々である。
そうした底辺の人々が朝鮮の文化を支えてきた。
私は、その誇りに接したくてこの本を手にとり、さらに続編まで手にいれることになった。

韓流ドラマの時代物の中でみる旅芸人、例えば人形芝居や綱渡りのシーンの背景にどのような生活は血のにじむ訓練があったか語られている。
その多くは生きていくためにその道に入る。

またキムチ甕つくり、鎮魂、巫女、白丁はその家に生まれ、そのまま生業とする。
世間から蔑まされたその生活の中に人々の強い姿を見る。
また一時は時代の流れからたくさんのお金を得ても、やがて近代化の波にのれず、置き去りにされる職人も多い。
近代化の波に乗らないことを誇りに思いながらも生活は苦しくなっていく。
いつの時代も安寧に生きることは、たやすいことではない。

紙漉きについての記事の中に私が愛する「全州」が紹介されていた。

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訪問したときから韓紙が有名と聞いていたので何枚かインテリア用、あるいはポチ袋を購入してきた。

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韓日交流センターにmeiさんには紙で作ったオレンジとブラックのハンカチームもいただいた。

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韓紙つくりの伝統が全州にあったのは、まわりの山で良いこうぞが採れたことと
全州川の清らかさにあったという。
川の流れを思い出しながら、ハンカチの手触りを楽しむ。

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紙とは思えない良い手触りである。

この本は1994年が初版であるから、技術伝承してきた年老いた人々が今どれほど残っているかしれない。
それでも無形の文化財は語り継がれ、民衆の心へ、
あるいは、民衆の音楽として今も演奏され
形のあるものは、残され、私たちがそのものが放つ感触に接することができる。
こうして生きてきた人々の誇りに国を超えて敬意を表したい。


増補 アリラン峠の旅人達 朝鮮民衆の世界  
   続アリラン峠の旅人達 朝鮮職人の世界

安宇植編訳 平凡社
# by shinn-lily | 2017-03-11 16:29 | | Trackback

ストループワッフルはこんな風に召し上がれ♪


オランダのストループワッフルは薄く焼いたワッフルの間にキャラメルソースがはさまっています。
そのままいただいてもよいのですが、
カップの上に蓋をするように1分ほど置いてから食べるといっそう美味しいのです。

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キャラメルがトロット溶けて、ワッフルも柔らかくなって、、、ふふ、、、あとをひきます。

今年のバレンタインデーには同じフロワーの同僚やおしりあいの皆様にこのストループワッフルを差し上げました。

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こんな説明書も手書きで作ってみました。

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「なかなか美味しかったです」と翌日
「あれ、やってみました、美味しくて止まらなくて、こわいですねぇ」と数日後
そういえば、リハビリの先生は
「やってみましたよ、ところがカップが大きくて、ワッフルがちゃぽんと落ちちゃって・・・それも美味しかったですよ」と。
青森で勉強中の姪はオランダに1年ほど留学をしたので、懐かしいかと思い送ってあげてねと頼んだのに
そのまま家族で食べちゃったのですって。
「おいしいかったよ、あれ」と。 あららら。。。。

皆さんからぼちぼちと感想が届くのが楽しいです。
この食べ方はオランダを旅行した娘が教えてくれました。
知らなかったらそのまま食べているところです。

缶に入っていないものなら、スーパーの輸入菓子コーナーで、
あるいは「業務スーパー」でときおりみかけます。
通販でも購入できるようです。
# by shinn-lily | 2017-03-04 23:31 | Trackback

ミンガラーバー(こんにちわ)ミャンマー⑲旅を終えて思うこと

ミャンマーは今、アジアのラストフロンティアと注目されています。
日本・英国からの独立・軍事政権・民主化運動・アウンサンスーチー氏の解放とヤンゴンは1歩ずつ、いえ100歩ずつくらいの速さで未来に向かっています。

アウンサンマーケットです。

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お釈迦様が入り口で出迎えます。

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生活用品や土産物の量の多さは、今この都市の活気を見せてくれます。

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近くには、日本でいえば紀伊国屋ともいえるスーパーもありました。

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この賑わいは動乱の中で人々が作り上げたものです。
アジアの国々で感じる、人間の生きていく力の大きさを感じます。


ガラスの宮殿 インド人作家アミタブ・ゴーシュ は著書「ガラズの宮殿」(新潮社)の中で

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インドから流れ着いてた孤児の生涯を通して、最後の王朝から独立運動までのミャンマーの姿を語っています。
支配される国の不運はひとりひとりの人生を翻弄していきます。
ミャンマーの土の上を少しでも歩いたので、そこに暮らす人々を愛おしく思います。
今、明るく元気にくらしている人々の陰にどれだけの犠牲があったかを考えずにいられません。

アウンサンスーチー氏の父上、アウンサン将軍は暗殺されました。
英国風のモダンな建物のオーナーが一室を執務室として提供していました。

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精悍な風貌は

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その家族が遺志をついだのでしょうか。

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現在はこの建物はレストランとなっています。


今、軍事政権から民主化への道をたどっているミャンマーに対して、先をあらそうように多くの国が経済進出をしています。
それに対して、日本は他の国に遅れをとっているそうです。
おりしも、私のミャンマー滞在時にアンサンスーチー氏は日本を訪問し、阿部首相と会っています。

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ガイドのチョーさんは私たちに支援のお礼を告げました。
そういわれても、なんとお答えしてよいか・・・。

今回の旅は観光地とはいえ都市から離れた場所までおとずれましたから、まだまだインフラが行き届かず、手作業の道路工事や

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観光客に群がってものをせびる子供たちも多く見てきました。

安部総理の支援のもくろみはもちろんみかえり、つまり中国包囲網を想定して友好国をつくること・また今後の日本企業の進出などがあるのだとは思います。
それでもそんな子供達がきちんと教育を受けられるように、あるいは被差別民族のロヒンニャの人々が定住地を持つことができるように、あるいはさまよう生活ごみの廃棄のシステムが構築され、貴重な文化財が保護されるような支援であればと願うのです。

たくさんの感動と希望を秘めた旅から4か月が過ぎました。

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ミャンマーですれ違った多くの穏やかでいながら強いまなざしを持った人々を思いだしながら、そして一緒に気持ち良く旅ができたツアーの仲間を思いだしながら、感謝とともに、この旅日記を締めくくりたいと思います。


また、私と一緒にミャンマーとそしてそこに住む人々に寄り添いながらこの拙いブログを読んで下さった方に、あわせて御礼を申し上げます。
# by shinn-lily | 2017-03-03 00:00 | ミャンマー | Trackback

ミンガラーバー(こんにちわ)ミャンマー⑰旅の最後はふたたびヤンゴンへ

ヤンゴンから始まったミャンマーのサバイバルな旅もゴールデンロック、バガン遺跡、カックー遺跡、インレー湖をめぐり、ふたたび国内線でヤンゴンに戻ってきました。

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いよいよ最終日です。

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ヤンゴンは1989年まではラングーンと呼ばれていました。
2006年にネピドーに移るまで、ヤンゴンは首都であり政治経済の中心でした。

街の中心にある市民の公園を
市庁舎と

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裁判所と

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スーレーパゴダが囲みます

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街はイギリス統治時代の趣が建物に残っています。

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頑張れ、東芝

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英国が作ったというヤンゴン駅も見えます。
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開放後急速に発展し、街中は常に渋滞をしています。
その中には日本の中古車が多くみられ、神奈中バスをはじめ日本のバス会社の企業名を背負ったまま活躍しています。
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ヤンゴン観光の定番コース、アウンサンスーチ氏の邸宅は写真撮影スポットです。

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ここまで来て中の見学はできないのですから、一応記念撮影をと思い門の前に立ちました。
ところがすぐ車が来て、私のどくのを待っています。
あわてて横に行くと、門が開きました。
なんとラッキーなことに、邸内を見ることができたのです。
軍事政権で自宅軟禁をされていた頃、ニュースで見た建物でした。
これで建物だけではなく全体の雰囲気を納得しました。

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ガイドのチョーさんはもう長い間ガイドをなさっているにも関わらず中を見たのは初めてと!
邸内のスタッフが中を覗き込んでいる私たちに申し訳なさそうにわざとゆっくりと、門を閉めました。
ミャンマーの人々の穏やかさをここでも感じました。
# by shinn-lily | 2017-02-25 23:23 | ミャンマー | Trackback

ミンガラーバー(こんにちわ)ミャンマー⑯ インレー湖に暮らす人々

いつか見たことがある光景だった。
テレビの番組で見た記憶がよみがえってきた。


魚を採る人 片足でボートの櫓をあやつる

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荷物を運ぶ人

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どこかへ行く親子

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湖の上の藻で作った畑で作物をつくる人

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市場で物を売る人々

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市場の片隅の子供達

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市場で食べる人々
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首に輪をつけた少数民族

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織物の工場

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湖上のイタリアンレストラン

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庭のパパイヤを採る若者

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増えすぎた藻を採って、湖を清掃する人々

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物思いにふける猫

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パゴダも何事もないようにそこに存在している

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湖の上に建つ家々、水浴びをして体を洗っている人もいた

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湖で暮らす人々がいることをテレビで知った時、大変な暮らしだと思った。
でもそれは思い違いだった。

人々はあたりまえのように生活をしている。
私たちの整ったインフラと常に何かを求め、常に何かの不安にさらされている暮らしと比べる必要はない。
ここにはここの私たちには計り知れない平和な暮らしがあるに違いない。
# by shinn-lily | 2017-02-19 00:00 | ミャンマー | Trackback