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見えない世界と見ようとしなかった世界

中学に入学すると、生物の時間が始まった。
その最初に習った「原生動物」は衝撃的であった。
アメーバ、ぞうり虫、顕微鏡で覗くと、ちゃんと動いている
それまで、目に見えるものだけの世界で生きていた呑気な小学生だったから
目に見えないところにも生き物の世界があったことに驚いた。
なんだか楽しくなって、空き地の水たまりから水を汲んできて、プレパラートに乗せて、家の顕微鏡で覗いてみたりもした。学校に持っていくと、先生が顕微鏡で調べてくれて、それはボルボックスだと知った。



こんな本が話題になっていると知って、むしょうに欲しくなり、アマゾンに頼んだ。
数千部売れればと思っていたら、数万部の売れ行きとか。

この本のことを知ったとき、なんだかこの本のテーマが、気になっていたことに気がついた。
最も、購入にちょっと躊躇した。興味あるおもしろいことがたくさんあり過ぎて、またわたしの中で混乱を呼ぶ、知らないほうがいい、でも知りたい…興味は押さえられない
原生動物のように、私の興味など、盛り上がって、すぐ終了する。
いえ、いえ、それらを撮影したくて、接写レンズが欲しくなったらどうしよう?
道端に這いつくばって撮影しているかもしれない…・・などなどと葛藤の渦の中、どうせ、結論は決まっている。
ちょっとだけ覗いてみよう。
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「コケはともだち」株式会社リトルモア 藤井久子著

見えない世界というわけではない。
見ようとしなかった世界だ。

こんもりとビロードのようであったり、小さな小さな芽が林立していたり、花びら型の緑の小さな葉がびっしりと土をおおっていたり、
「あら、あなたたち、いたのね。」そんな気分である。
本は、あるOLがコケに興味をもつまでのストーリー仕立てになっている。

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知らない間に、自分がそのOLになったかのように、コケを探して、下をむいて歩いている。

「さて、本物のコケを見つけたら、いよいよコケに話しかけてみよう。そのために魔法の道具、それがルーペだ。どんなコケも必ず群れで生きている。この群落にあいさつを交わす程度なら肉眼で十分なのだが、群落の中にいる1本1本にはなしかけたいときにはルーペが必需品である。」

まさしく、コケはともだちに違いない、
コケは自分の身を虫などから守るため、大変不味い体をしていることは食べてみて試している、
苦くて食べられないようだ。
著書がコケに対する接し方が楽しく、あっという間に読んでしまった。
後はコケをみつけることだわ。
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小さい世界に目が釘付けの私に、
「これ、面白いから読んでみて」とこの本がとどいた。
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あっちに行ったり、こっちに行ったり、なんとも忙しいことだ。
by shinn-lily | 2011-08-27 00:12 | | Trackback | Comments(30)

古いアルバムより

ときおり出して眺めるアルバムがある。
我が家で一番古いアルバム、父の大学卒業記念品と記してある。
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1ページ目は結婚式の写真が貼られている。
家族の始まりである
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アルバムの中に、わが家族の始まる前の写真が混ざっている。
母がバラバラの写真を貼ったのであろう。

父は日本橋の商家の十二人兄弟の末っ子で、
両親が亡くなった後、大学には跡取りの一番上の兄がやってくれた。


私が大好きな三枚の写真がある。
たぶん父が高校生か大学生の頃、別荘として使っていた辻堂の家で
兄の子供たちの付添をしている
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海岸から家に帰る途中、けだるい満足感がただよっている
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そして一番好きな写真
夕暮れ、縁側でみんな額をよせ、よく見れば、スイカにかぶりついている。
外に見える屋根が当時ののどかさを感じさせる
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自分にも子供がいて、それなのに父とその上の兄を大学で勉強させてくれた一番上の伯父
小さい時は遊びに行くと、車の窓から、お菓子やら、ジュースやらを持たせてくれた。
自分はいつも身を粉にして働いていた。
大変なカメラ好きだったと聞いている、それゆえこうした写真が残っているのだろう。
伯父は本当は自分が工学部で学びたかったに違いない。

父は入院中、亡くなる前に時々、記憶があいまいになって、
私にこう言ったことがあった。
「本家の兄貴に干物を送っておいてくれ」と。
前日私が焼いて持っていった干物がよほど美味しかったのだろう。
もう20年も前に亡くなっている伯父に、
私だって送れるものなら、干物を山ほど送りたいと思った。

古いアルバムはいろいろな思いを呼び覚ましてくれる。 つづく
by shinn-lily | 2011-08-22 21:48 | 大切な場所 | Trackback | Comments(30)

夏、ひとひら~

もう、暑くて暑くて、今年の夏はどこも遠出はしませんでしたが
お土産がときおり舞い込みます。

これ、娘夫婦が大事そうにもって帰ってきました。
婿のおばあさまが持たせてくれたそうです。

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「最中?」と聞く。
「開けてみて開けてみて」とうながされて
かりかりと傷をつけながら、そーっと開けてみると

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「わー」と歓声があがりました。
天の川やら、お星様やら、夏、ひとひら~、

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すいかは胡麻の種までついていて、もちろん黒の縞模様もついて小さいくせに一人前

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秋はどんな宝物が入るのでしょう。

こちら 山海堂さんの栗の入った薯蕷饅頭も、これまで頂いた中で一番忘れられないお饅頭です。

御菓子調進所 山海堂
加賀市山中温泉湯の本町ク-8
  電話 0761-78-1188
by shinn-lily | 2011-08-19 00:26 | 興味 | Trackback

なんにもやらなければ、始めの一歩もない!

junkoさんから、菅首相への提言の現物を送ってもらえないかという打診を受けました。
もちろん、もちろん喜んでお引き受けいたしました。
自分から事をおこすことはなかなかできないけれど、
お手伝いだって一歩、前に進むことができる。
署名で始めの一歩、発送で次の一歩

首相へは二か所
その他八人の方へ
封筒の準備が出来ました。明日はポストに入れることができるでしょう。
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junkoさんの努力の結晶、そして皆様の署名が入っている提言書
慎重にお送りします。

こんな嬉しいことも
by shinn-lily | 2011-08-15 23:12 | 大切な時 | Trackback | Comments(26)

週末、納涼会日和

これがあって
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暑いときにはこんなものもあって
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これも
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甘~い西瓜に
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焦げたお好み焼きがあれば
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納涼会日和
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おや、お隣の会社はバーベキュー?
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競うわけではないけれど
どう?、これ?
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部屋の中は冷房が効いているけれど
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よかったね、屋上を吹き抜ける風の心地よさ

いつもおとなしい女性が、ぐいぐい飲めたり
暇さえあれば、仕事の話をする人も
ルールなんてないもの、楽しんじゃえばいい

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準備のみなさん
ありがとう
焼きソバ、いい出来だった!
by shinn-lily | 2011-08-09 23:30 | まわり | Trackback

今日、新しい扉を、そおっと・・・

自分の誕生日の記事をupするのは昨年が最初で最後と決めていた。
そおっと、自分だけで年齢を重ねようと思っていたけれど・・・・。

誕生日を前に
この歌詞を
こんな歌を贈ってくれた人がいる。

人生の扉

春がまた来るたび ひとつ年を重ね
目に映る景色も 少しずつ変わるよ
陽気にはしゃいでた 幼い日は遠く
気がつけば五十路(いそじ)を 越えた私がいる
信じられない速さで 時は過ぎ去ると 知ってしまったら
どんな小さなことも 覚えていたいと 心が言ったよ

I say it's fun to be 20    20歳って楽しいって言うと
You say it's great to be 30  あなたは30歳って素晴らしいって言います
And they say it's lovely to be 40 みんな40歳って美しいって言うけれど
But I feel it's nice to be 50  私は50歳って素敵だと感じています

満開の桜や 色づく山の紅葉を
この先いったい何度 見ることになるだろう
ひとつひとつ 人生の扉を開けては 感じる重さを
ひとりひとり 愛する人たちのために 生きてゆきたいよ

I say it's fine to be 60      60歳って元気だねと言うと
You say it's alright to be 70   あなたは70歳でも大丈夫よと言います
And they say it's still good to be 80  みんな80歳でもまだまだいけると言います

But I'll maybe live over 90  私はたぶん90歳以上生きるでしょうね

君のデニムの青が 褪せてゆくほど 味わい増すように
長い旅路の果てに 輝く何かが 誰にでもあるさ

I say it's sad to get weak   弱くなってゆくのは悲しいって言うと
You say it's hard to get order あなたは年を取ってゆくのは辛いって言います
And they say that life has no meaning みんな人生には何の意味も
無いって言うけれど
But I still believe it's worth living  それでも生きることは価値あることだと
私は信じています


             
              
この歌詞が心に沁みる年齢になり
でも、いつでも今が一番と思いながら生きている。
まわりの友人や同僚、家族、
そしてなによりも
ブログのみなさまにいつもありがとうと言いながら
また新しい扉を、今日開ける

日本にとって、この苦しい1年
それがまだ過去形で語れないもどかしさ
どんなに小さなことでも、どんなに無力でも
考えて、行動して、この1年を
元気で日々を重ねていきたい
来年のこの日、希望に満ちた扉が開けられるように

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                                     誕生日におめでとうと言われるの、照れてしまうので
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                                     皆様のお気持ちには、
                                     いつもいつも感謝の気持ちでいっぱいです。
by shinn-lily | 2011-08-06 06:12 | 大切な場所 | Trackback