カテゴリ:スペイン( 22 )

第2回スペイン会 ご縁の有難さ


まったく信じがたいことなのだけど
昨年の秋に一緒にツアーでスペインを旅した仲間総勢5人がまたまたまた東京で集まった。
5人の内の一人は九州から飛行機でやってきたまりちゃん、もうひとりは大阪から新幹線でやってきたようちゃん、それにやよいさんもご家族のことでお忙しく、まいちゃんも私も仕事に手は抜けないのに万難を排して集まるこの仲間の意欲が信じがたいのだ。
本日はパークハイアットホテル、最上階のニューヨークグリルに
美人揃いのこのグループ、それぞれ旅の装いとは違って、格段に美しくなって登場!

このホテルのライブラリーを一度ゆっくりと拝見したいと思いながら

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エレベーターを乗換え、扉が開けば、これがザ東京というパノラマが目の前に広がる

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メインはお肉料理のチョイス、前菜とデザートはお好みでいくらでもと言われてもそんなにはいただけないわ。
席をソファーにうつして、ライブ演奏を楽しみながら、ようちゃんの新幹線の時間までゆっくりとデザートとお茶をおかわりしながらおしゃべり。
イケメンぞろいのこのレストラン、しかも笑顔でサービスしてくれた男性スタッフのひとりに全員一致で「貴方が一番」の称号を差し上げた。
いえ、本当はその旨お伝えしたかったのですが、お忙しそうだったのでさすがに、5人の心に秘めておいたわ。

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このグループ40歳始めから私の年齢まで世代はばらばら
わたしにとってはいつもの会話と違って新鮮だ

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人生半ば、選択を迫られる女性は私から見ればうらやましい若さだが
本人にしてみれば、いろいろ考えることがあるのだろう
大いに悩み、果敢にいどんで欲しいと思うのは老婆心
失敗したっていいじゃない、現状でいいなんてもったいない
私だって、まだまだやりたいことがたくさんあって、どうやって実現しようか
画策の毎日なのですもの

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と、元気いっぱいをアピールしたいところなのに、やはり東京は疲れるわ。
帰りはシルバーシートに堂々と座り、最寄の駅から自宅まで、だらだらとした坂道をとぼとぼ歩いた。

今度は私の車で箱根の旅?・・・ぜひというご希望があればはりきるわ。
まずはお休みをあわせて確保しなければね。
ポーラ美術館を見て、お泊りは箱根プリンスホテル?
翌日は朝温泉にプライベートガーデンを散策して、ゆっくと朝食をいただき、御殿場のアウトレットにも寄りましょう。他に見たい所はあるかしら?
日程が決まったら旅のしおりもつくらなければ!

さらに、さらに10年後にサグラダファミリアが完成したら、もう一度みんなで行きたい~!とまりちゃん
ああ、私いくつになるの、75歳!
「あっと言う間ですよ」とようちゃん
「そんな怖い事言わないで!あっと言う間だなんて」
ともかくサグラダフィミリアの建設は急ピッチですすめていただかなければ・・・、

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ね、ガウディー様も天国からそう願っているでしょう?
by shinn-lily | 2016-06-20 23:19 | スペイン | Trackback

JALパックひとり参加限定ツアーでスペインへ⑳スペインにさようなら・仲間にさようなら

スペイン最後の晩餐 
ヒロタさんがリサーチしておいてくれた店

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バケットの薄切りの上にいろいろな具材が美しくのっていて
ブルスケッタの小ぶりな感じで、
大好きな鰯を存分に選んでワインといただきます。

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楊枝の数でお会計
楽しかった8日間の旅の全てが今夜で終了です。


翌朝は帰国の途へ
直行便のないスペインのこと、日本へ帰るまでは一仕事です。
案の定、搭乗予定のルフトハンザの機材が、ストでまだバルセロナに着いていないって!
ヒロタさんと現地添乗員の方はなにやらスペイン語で打合せ
パリ経由で帰る?
パリで1泊、賛成・・・私たちは呑気なものです。。こんな時ツアーの有難さをしみじみと感じます。
やがてどうにか、出発が確約されチェックイン
さあ、免税店で最後のお買いものと意気込ん・・・でお土産のストール2枚・バッグ2つを買って両手はいっぱい
「ねえ、ねえ、みんなの荷物を預かってあげるわよ」
とぐったりとすわりこみました。
こうして両手にみんなの荷物に手を通せば、もう私はお買いものができないのであきらめがつくというものです。
やよいさんがジュースを買ってきてくれて一息つきました。

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アンダルシアでキリスト教徒とイスラム教徒の攻防の歴史とその文化を見て、
バルセロナで独立運動の高まりを感じ

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              フラッグを掲げバルセロナ独立への意思表示

その空気と明るい芸術品に接し、生半可な文化ではないこのスペインをほんの一部だけでも味わうことが出来て本当に良い旅でした。


旅の途中ラインで寄り添ってくれたスペインレオン在住のマイさん、ありがとう。
貴女がスペインに住む選択をした気持ちがわかるような気がしましたよ。
国の経済は厳しいのに、どこかおおらかな人柄の良さがどの地域でも感じらましたから。

フランクフルトまでアルプス越え

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フランクフルトからのJALは快適そのもの

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このままどこかに行きたい~

だって、成田で皆様にお別れする時のなんともいえない寂しさ、
「またみんなでどこかに行きたいわね」
おひとりさま参加限定で実はみんな知り合いって楽しそう!
「できればヒロタさんの添乗ツアーで!」
たぶん無理だろうなと思いながらも、そんな風に言いたくなるほど素敵な仲間たち、

ヒロタさん、やよいさん、まりちゃん、まいちゃん、ようちゃん、そして「殿」
お世話になりました。楽しい時間をありがとう。
人生のたった8日間を一緒に過ごしただけなのに、思い入れの深い大切な仲間となりました。
これからも仲良くしていきましょうね。


そして皆様
ながながとスペインの旅におつきあいいただきましてありがとうございました。
by shinn-lily | 2016-02-25 23:07 | スペイン | Trackback

JALパックひとり参加限定ツアーでスペインへ⑲いよいよお買いもの

カタルーニャ音楽堂を出ると、さあ今度こそ自立をして街歩き。

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ただひとりの男性、通称「殿」は海を見に行くと言っていさましく出発。
「大丈夫かしら?」
と迷子名人の殿をみんなが慮ります。
すると案の定すぐに戻ってきました。
あれほど元気よく出発したのに、道がわからないと。
やっぱり・・・と一同。

さて私はやよいさんと一緒に
「行く?」
「行きましょうか?」
「一応は見にいかなくちゃねぇ」
「そうそう、見るだけね」

教会の前の骨董市もみたいけど、

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ここまで来たらあそこに行かないわけにはいきません。



途中こんな可愛らしいお店で寄り道
個性のある人形たち
いまさらながら、小さいのでも買ってくればよかったわ!
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手作りのアクセサリーを母のお土産に
制作者のおじさんの笑顔も一緒におもちかえり
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カタルーニャ広場からグラシア通りに出ると、カサ・リェオ・モレラが見えます。

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その1階がお目当ての場所、ロエベ本店です。
この建物はカタルーニャ音楽堂を手掛けたリュイス・ドメネク・モンタネールがリメークした建物です。
ガードマンにうやうやしくドアを開けられ中を見渡せば、もう私たちは興奮状態です。
このロエベのロゴはイスラム様式の模様からとったのね、ここ現地で初めて納得です。
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皮のしっとりとした重厚感あふれるバッグが、妙に有りがたそうに並んでいます。
ロエベも最近ではカラフルな色がふえました。

なんだかんだ・・・いろいろ迷って
結局、やよいさんもわたしもお揃い色違いのバッグをお買い上げ
やよいさんのは空色・・・明るくてぴったりとお似合いです。
私は渋く茶色にしました。ああ、空色も黒も白も魅かれたのですが。
買い物が済むと
品の良いイケメンセニョールから身の沈むソファーでシャンパンをご馳走になってしまったわ。
ああ、全部飲めなくてごめんなさい~

ここで私たちは、厚いしっかりとしたショップの袋からバッグを取り出し、鞄のなかから引っ張り出したエコバッグに入れ替えました。
外はもう暗いし、ホテルまでの道、ブランドの袋を持って歩くのは危険と聞いていたので苦肉の策です。セニョールが驚いていたので、訳を説明しました。
「うん、そりゃいいね」とあいずちを。
ところがガードマンはドアを開けながら怪訝な顔で大きなエコバッグを見ています。
ロエベの袋を下げて帰れば、もっとにこやかに開けてくれたでしょうにね。


買い物の興奮で疲れ切ったわたしたち、やよいさんと飲んだチョコレートドリンクのお味忘れられません。

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もしまたバルセロナに行くことがあったら、ロエベでなくカサ・バトリョの中にあるこのカフェに直行です。
by shinn-lily | 2016-02-21 21:50 | スペイン | Trackback

JALパックひとり参加限定ツアーでスペインへ⑱カタルーニャ音楽堂

 
添乗員のヒロタさんはフリータイムに私たちが喜びそうな場所を提案してくれました


市場から恐れ多くもミロ様の絵の上を歩き

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旧市街の路地を抜け、

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教会の前の広場を横切り、

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着いた場所はカタルーニャ音楽堂です。

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まあなんとロマンチックな可愛らしい建物でしょう。

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バルセロナアールヌーボの様式を今に伝えているそうです。

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ヒロタさんが前もってネットの予約を入れておいてくれたので、ここでもゆったりと見学できます。

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設計者は家柄の良いリュイス・ドゥメナク・イ・ムンタネーで、若くしてバルセロナ音楽学校の教授となり、短い期間ではあったのですが一時ガウデイの師匠であり、後にライバルとなった建築家です。

この建物は今でも多くのコンサートが開かれているそうです。

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こんな素敵な場所で音楽を聴くなんて、まるで天国にいるようでしょうね。

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見学はグループごとに時間が決まっていて、きれいなお姉さんが英語で説明してくれます。
その英語がスペインなまりの強いなんとも聴きにくい英語なのです。
嬉しいことにイヤホンからヒロタさんが同時通訳をしてくれます。
なるほど、なるほどとうなずきながら、内容は今やひとつも覚えていません。
ただ頭の中には
音が零れ落ちそうな壁面の装飾であったり

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柱であったり

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天井であったり、

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その美しさが印象深く残っています。
合理的でない装飾に不思議と心がやすらぎます。
これも部積み重ねられた異文化から生まれたものなのでしょう。
洗礼された研ぎ澄まされた最近の建物を見慣れていて「シンプル is ベスト」思考に偏りぎみでしたが、その味気なさに気づきました。
心地良いものをそのまま装飾としたすなおなデザインの中に温かさを存分に感じ、なんだか温泉に入っているような気分の良さに浸りました。

最少のもので整ったホテル仕様のお部屋が自分の部屋だったらいいのにと思うことがあったのですが、好きなものに溢れて、少々収集のつかない私の部屋もいいじゃないと思ったのでした。
ああ、カタルーニャ音楽堂と私の部屋、次元の違う比較をしてしまって、リュイスさま、失礼いたしました。
ともかく、この音楽堂の中にいる間の春のような気持が、今も私の中に残っています。
by shinn-lily | 2016-02-09 21:17 | スペイン | Trackback

JALパックひとり参加限定ツアーでスペインへ⑰ フリータイムだ!市場だ!


グエル公園見学をもって、今回のツアーのお約束見学が全て終了しました。
ついて歩くだけでアンダルシアとバルセロナのあちらこちらを満喫出来た旅でした。
それなのにフリータイムと聞くと、夏休みを前にして7月の期末試験が終わった時のような解放感が全身にみなぎりました。
事前に一応ホテルの位置とメインストリートの位置は抑えておきました。
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ところが半日の時間をどこでどうのように有効につかうべきかに頭を悩まし、結局解放感など一時のもので、すぐに迷える羊になってしまいました。(さすがに子羊とは書けませんが)

添乗員のヒロタさんはフリータイムのお世話までしてくださいました。
つくづく頭が下がります。
これからは専用バスはありませんから、自分たちの足で歩きます。
まずヒロタさんがスリの手口を道の真ん中で実演してみせます。
はいはい、バッグはコートの下にしっかりと、
変な人が近づいてきたら、さっとよけましょう。
でもまわりの店を見ながらきょろきょろしている私たちって、いい「かも」なのでしょうね。

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連れていってくれたのはこの市場です。

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市場好きな私は大興奮。

市場の脇のバルでみんなが食事を待つ間、ひとりで買い物と見学です。

食べ物って、美しいですね。
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食べ物って、楽しいですね。

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あー、こういうものを食べるのですね。たらでしょうか。

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お魚もトレーにパックされずに、いくぶんかのびのびしています。

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わぁ、このきのこの量!

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などと興奮して見ていると、
耳に入れたガイド用のイヤホーンから
「かんぱーい、お疲れ様でした」とみんなの声が入ってきました。
旅の最中、大勢の人のいるところで、大きな声で説明しなくてもよいようにイヤホーンが渡されていました。
その電源をまだ入れておいてくれたのですね。
離れていてもよく聞こえます。あわてて仲間のテーブルにもどりました。

ああ、美味しい、ガルシア風たこは柔らかくて、パプリカとニンニクの味が雑妙、

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あっ、さっき見たきのこも

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今回の旅の最高のお味でした。
慣れない私たちには、このランチを食べるのだってスペイン語の堪能なヒロタさんにお世話にならなければならないのでした。

フリータイムはまだまだこれから!
by shinn-lily | 2016-02-04 22:25 | スペイン | Trackback

JALパックひとり参加限定ツアーでスペインへ⑰グエル公園

ガウディーの建築物は順調に人々に受け入れられたわけではない。
グエル公園は当初高級住宅地として売りに出されたが、中心部から少し離れているせいか、価格が高かったせいかあるいは風変わりだったせいか、結局制作を依頼したグエル氏とガウディーの家しか建たなかった。
しかし、今、この風変わりな建物や作品が人々から愛されている。

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今ここに時代の先の先を見通した作品群が畏敬の念と誇りを持ってカタルーニャにしっかりと根着き、残されている。
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私はこの旅でマドリードからトレド、コルドバ、セビージャと回ってきた。
各地でキリスト教とイスラム教があるときはその文化が融合しムデハル文化となり、ある時は相反しながらも現代にその留められた姿を見た。
そうしたミルフィーユ文化を携えてきたここスペインだからこそ、ガウディーの芸術が生まれもしたし、残されたのではないかと思っている。
私はこの事実を感慨深く受け止めた。
異質の文化を享受する力は新しい文化を生み出す原動力でもあるのだと。

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旅に出る前は失業率が高く経済状況が良くないと聞いて少し暗い荒れたスペインを想像していた。
その想像は良い意味で大きく裏切られた。
拒むことなく旅人を受け止めてくれる土壌にはおおらかな文化があった。
すれ違う人々は優しかった。
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だからこそへミングウエィイや堀田善衛や伊集院静がこの地を愛し通ったのだろう。
あるいは、だからこそゴヤ、グレコ、ベラスケス、ムリーリョ、ピカソ、ダリ、ミロなどの芸術家を排出したのだろう。
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グエル公園の中は燦々と降り注ぐ太陽の光を浴びてまるで夢の世界だ。

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リサイクルのガラスや、タイルまで宝石に変わってしまう。
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いや、変わるのは宝石だけではない。
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宗教心を持たない私にとってグエル公園は大聖堂と同じように、心躍り、心が休まる温かい場所であった。
本当はひとりで1日ここに座っていたかった。
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1926年6月7日 朝、ガウディーはこう言った・
「諸君、明日はもっと良いものをつくろう」

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 その日に事故にあい、そして3日後に亡くなった。享年73歳であった。
by shinn-lily | 2016-01-26 00:30 | スペイン | Trackback

JALパックひとり参加限定ツアーでスペインへ⑯サグラダ・ファミリアを感じる

なにも予備知識なく、ここを訪れたことは成功であった。

長い歴史を経て今私たちの目の前にたたずむ建造物の半分以上が大聖堂、モスク、寺院など宗教関係の建物であろう。
そしてサグラダ・ファミリアはたぶん何百年経ってもその価値が下がることがない大聖堂に違いない。
その建物がリアルタイムで建造されているその現場に立つと、今ここにいることをすなおに感謝したい気持ちになるのだ。

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外部からの画像は良く見ることがあったが、今回その内部部分部分の細やかさに接して驚いてしまった。

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何も知識がないから、自分の目で、自分の感覚で、感じることができた。
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ただただその中で、この光を目にやきつけたいと思った。
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多くの専門家がガウディについては語っているので私の言葉などは不要である。
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サグラダファミリア建設が急ピッチに進むようになった陰に、外尾悦郎氏という日本人彫刻家の存在がある。
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彼がこの建築にかかわった経緯はこの本に詳しく書かれている。
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帰国後、読んだ。
そして、建築を始めた経緯やガウディの意志をつないでいった建築家たちのことも知った。

もしこの本を先に読んでいたら、本の内容を確認しながらの見学になっただろう。
現地ガイドさんの説明はあったものの、
予備知識がないから素人の私はたくさんのものを見落としたに違いない。
それは、わたしの知識の希薄さとあきらめれば良い。
まず感じて、その感覚を携えながら学び、より深く知れば良い。

「何故、ここに日本人のおばあちゃんがいるの」
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「何故こんな小さな虫たちがいるの?」
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「何故こちらの門はこんな大胆な削りの彫刻なの」
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「何故、屋根に果物があるの」
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感じるから疑問を持つ。この瞬間がまた次につながるのだ。

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まもなく、近所で映画も上映される。楽しみだ。
by shinn-lily | 2016-01-21 14:35 | スペイン | Trackback

JALパックひとり参加限定ツアーでスペインへ⑮バルセロナに到着


セビージャからバルセロナに向かう。
旅の最終訪問地だと思うと1日、1時間が貴重に思える。
添乗員のヒロタさんから
「バルセロナに着いて夕食を食べると時間がもったいないので、「セビージャのサン・パブロ空港でなにか夕食になるものを調達しておいて、食べておくといいわ」
とアドバイスあった。

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ヒロタさん自身はもう何度も見ているというのに、私たちに少しでも多く見せるため、フリータイムを有効に使おうと画策してくれているのだ。
ご指示の通り簡単なサンドイッチを、バルセロナ到着時にバスの中で食べておいた。

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ホテルに荷物を置くと、ガウディー作のバトリョ邸がライトアップされているというので見に連れていってもらった。

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グラシア通りはブランド店なども集まり、建物も街路樹も美しい通りだ。

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ベンチまでガウディー、人々までなんとなくウキウキしている。

ガウディーの作品見るために貯金をしてこのツアーに参加したただ一人の男子通称殿は
建物の前に立たずんで、感動を体の芯まで貯めこむ様子。

女子組は中にカフェがあるからと聞けば、さっさと入る。

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カフェの手前にチョコレートショプ“ アマリエ ” があったので、味見をしながらお土産をお買い上げ。アルフォンス・ミュシャの缶が可愛らしい。

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カフェで生のフルーツやお野菜を使ったヘルシージュースを堪能し1日の疲れがいやされ復活!

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そうなれば腰が重くなりおしゃべりに花が咲く。
ふと誰かが
「殿は?」
「きっと外でずーっと見ていると思う」
「えー」
もう小一時間が経っている。
「わー、可愛そう、いくら好きでもねぇ」とやっと腰をあげる。
外に出ると、殿はまだじーっと建物を見上げていた。

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いいなぁ、こんな情熱
長年の夢が実現した瞬間なのだろう。
私がガウディーの建物より殿の情熱に感激していると
やよいさんやようちゃんたちが殿にアマリエショップでチョコレートのお土産を持て出てきた。

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「はい、お土産、寒くなかった?」

私はまたまたみんなのの優しさに感激
こんな心使いの出来る人達の集まりだから、とりわけ楽しい旅となったのだ。
by shinn-lily | 2016-01-12 22:29 | スペイン | Trackback

JALパックひとり参加限定ツアーでスペインへ⑭迷子

せビィージャの街歩き、束の間のフリータイムです。

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集合場所はこの陶器屋さんのある広場

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集合場所はこの土産屋さんもある広場

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集合場所はこのバルもある広場

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それなのに集合時間が過ぎても私たちのツアー黒1点の愛称「殿」があらわれません。

ここは15世紀に追放されるまで、ユダヤ人居住地でした。
ユダヤ人居留地はコルドバでもそうでしたが、攻め込まれないように迷路のように細道が延びています。
ユダヤ人が去った後は、この高級住宅地として残こりました。

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そぞろ、歩きながらパティオを覗きこむのは楽しいひと時です。

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美しく整ったパティオはそこに住む人のセンスと努力の賜物だと言われます。

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やよいさんと私はひと周りしてからこれ以上歩くと迷子になりそうなので、戻ってレモンスカッシュで一休み。

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まりちゃん、ようちゃん、まいちゃんも合流。
こうして時間前にきちんと集まっていたのですが、殿はどうしたのでしょう。

しばらく待ったのですが姿をあらわさないので、添乗員のヒロタさんがそこに残って、私たちは先に現地ガイドさんと一緒に本日のランチ、タパス(小皿)料理をいただくためにレストランに向かいました。

タパスは6人分が大皿にもられてきます。

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こんなお料理が出ても、まだ殿はきません。

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こんなお料理が出ても、まだきません。

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ようやくヒロタさんに伴われて殿がぜいぜいとやってきました。
「すみません、すみません、わからなくなって人に聞いたのだけど、もっとわからなくて、てあたり次第聞いて、なんとかそのうちのひとりに教えてもらった」
とまだパニック状態が続いています。なにを言っているかもよくわかりません。

「ヒロタさん、怒らなかったのですよ」
怒られると思っていたのね。
ヒロタさんは「なんで?怒るはずなんてないじゃないですか」と。
「まあまあ、かけつけいっぱい」と私はガス入りの水を差しだしました。
この時は一件落着だったのですが・・・
殿の迷子事件はこれだけでは終わらなかったのです。

最終日の夜、バルセロナでホテルがわからなくて、前の道を行ったり来たり30分以上も走りながら探していたのです。

人々がゆったり歩いているホテルの前の歩道を全速力で走っている変わった人を
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ようちゃんがロビーから見つけてつかまえました。

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いつでも後ろからついてくる殿だったのですが、
旅の途中からは
「殿、いる?」
「殿は?」
と振り返るのが、日常となりました。
この2つのアクシデント以外は、殿はいつもおだやかに列の後ろからついてきていました。

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本当にいい人なのです。
by shinn-lily | 2016-01-08 07:07 | スペイン | Trackback

JALパックひとり参加限定ツアーでスペインへ⑬ セビージャにて


1929年に万博のために作られたというスペイン広場は歴史的な価値はこれまで見た名所旧跡よりは低いかもしれない。


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むしろ、この旅でここまで見てきた歴史遺産を凝縮して、万人向けにアレンジしたという印象が強い。

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イスラムとキリスト文化を融合したムデハル様式が取り入れられ、水が配置されている。

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入口をくぐりぬけて広場に出た時は思わずディズニーシーの原型かと思った。もっともディズニーシーに行ったことがなく画像からの印象だけで物を言うのは危険である。

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遊園地のようにいろいろ盛り込まれて楽しく出来ていると言うべきなのかもしれない。

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タイルで描かれたスペイン各州の紹介絵は丁寧にメンテがされている。大切にされている様子を見ると心が和む。

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フラメンコのカスタネットや、扇などの土産ものを並べて売っている。

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売り手は陽の動きと共に陰を求めて商品ごと移動する。
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アジアの旅との違いを実感するのはこんな時だ。
売る人が呑気である。売る気があるのかないのか、無理に勧められることは一度もなかった。欲しいの、じゃあ買っていけば。
ガンジスやホーチミンや上海の市場では服をつかまれ、買えと言い寄ってきた。
常に防備の姿勢をくずせない。
熟成した文化と混沌とした文化、なんとなく暮らしていける程度の豊かさ、必死に生きていかなければならない貪欲さ、頑張れば明日はいいことがあるという希望の量の違いだろうか。
一言でこの違いの背景は語ることはできない。
ともかくスペインの旅では、物売りよりスリへの緊張感が必要だった。


コロンブスの墓があるセビージャの大聖堂もミナレットが残されていた。


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ヒエラの塔と呼ばれるこの塔はなだらかな螺旋で段差の少ない階段となっている。
たくさんのミナレットを見てきたが上るのは初めてだ。
イスラム教時代は塔の上から1日5回、お経を流すのだから、上り降りもさぞかしめんどうと思いきや、昔はロバに乗って上ったらしい。
途中で外を覗け場、建築様式がまるで違う。

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今は鐘楼となっている塔の上まで、6人揃って上った。


先頭にしてもらったのが幸いして登頂成功!

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後ろについていったら脱落したかもしれない。

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なんといったって旅の仲間はみんなまだ若い。やれやれ。
by shinn-lily | 2015-12-27 16:24 | スペイン | Trackback