水無月のひとときを新宿で集う


パークハイアットホテルの中は新宿の喧騒を忘れさせる。
50代を終わる少し前にブログで知り合ったwhiteさんと、語り合う。

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つい先日white邸にお邪魔したばかりなのに、話しはこの日もつきない。

「一度観た映画を見直すと、いろいろ違った面がみえるわね。
本も若い時読んだものを読み直すと、受け取り方がずいぶん違うのよね。」
「そうそう、だから、人生も映画やドラマや本のように、もう一度初めから見直すと、いろいろなことに気付くのでしょうね。
どんなにたくさんのことを見落としたり、後悔したり、時には人を傷つけてしまったか怖いようね。
でも人生は映画のように巻き戻しはきかないわね。だからこうして生きていけるのね」
「今から考えると恥ずかしいこともたくさんしてしまったし」
お互いに来し方に想いを馳せる。
「でもね、わたしたち、けっこうまじめだし、その時その時必死に生きてきたと思うの」
「そう、無我夢中だったわ」

ファッションの話し、家事の技、家人との暮らし、政治経済
Whiteさんと語らえば、必ず生活のヒントをいうお土産をもらって帰ることができる。
ここのところ、友人の病やら死でなえていた気持ちに力を与えてもらった。
背筋を伸ばさなくては!


このあたりは甲州街道沿いにガスタンクがあった場所ではないだろうか。
淀橋浄水場が高層ビル街となり、バラックの菓子屋の後にデパートが立っている。
私はかつてこの街を通って通学していた。
パチンコ屋の前で転がって外に出てくる玉拾いが楽しみだった
昔の感傷など、誰も振り返ってくれない。新宿の街は変わってしまった。

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昔ほど、街が美しくなることを嬉しいと思わなくなった。
美しさの代替えになにかが消えてゆくような気がする。
この日、東京オリンピックのエンブレムのかかった都庁がやけに物悲しく見えた。

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後戻りができないならば、残された道は前にしかない。
これからも迷い、戸惑い無我夢中に生きていくのも悪くはない。
by shinn-lily | 2016-06-03 22:46 | 大切な時 | Trackback
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