「日常」という宝石

毎日、テレビの映像を見ながら、この方たちの日常が戻るのはどのくらいの時間がかかるのだろうと心が痛みます。
「震災のお見舞いを申し上げます」と書き、その気持ちにいつわりがあるわけではなく、1日も早い地震の終息を心から祈っているのですが、なにかその言葉にしらじらしさを感じるのです。
たぶん、その地震が他人事ではなく、いつ自分自身が被災するかもしれないとその身になって考えてみると、そんな言葉はなんの意味がないと感じるのではないかと思います。
自分が熊本の皆様にとってかわったら、あのように、前向きに暮らすことができるのでしょうか。

今年になってから、小学校からの友人を一人失くしました。
その後すぐに、同じ同級生の親友が重篤な病にかかりましたが、2か月後に退院になってほっとしていました。そんな矢先、中学からの友人が入院するという知らせが入りました。
6月に一緒に旅行を計画していた友達です。
ずーっと健康にまじめに一生懸命暮らしてきたのに、日常はあっけなく壊れます。
それでも、戦国時代に比べれば、その日常ははるかに強く、なにかあっても挽回が可能なことも多いのです。

熊本の方々の生活対応能力に見入りながら、都会のサラリーマンにこの力があるかどうか不安です。屋根に上ってブルーシートさえかけられないとおもうのです。
なにしろ、ご近所でも雪かきに出てくるのはみな女性ばかりですから。筋力のある男性陣はふだんの仕事に疲れ果て、体力のある学生はそんな時にでも勉強をしているのでしょうか。

もうすぐ5月です。
そーっと、そーっと臆病に周りを見回してみると、このあたりはなにごともないように春の花が咲き誇っています。

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なにごともなかったように、季節はうつりかわります。

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真新しい制服の中で体が泳いでいる中学の新入生の姿を見かけると、その未来をまぶしく感じます。
いえ、中学生だけでなく生きている限り、誰にだって明日はあるのです。
明日にむかって、今日は1歩、明日はまた1歩と歩んで行くことが出来る幸せをかみしめましょう。

熊本地震の被災者の皆様へ、
日常が1日でも早くとりもどせますように願っています。
お体をいたわり、お大事になさってください。
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by shinn-lily | 2016-04-25 21:32 | 大切な時 | Trackback

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