JALパックひとり参加限定ツアーでスペインへ ⑦文化のミルフィーユ

高校世界史の時間「レコンキスタ」と言う言葉を習った。
「国土回復運動」という意味のこの言葉を試験のために覚えたが、意味するところはすっかり頭から消えていた。
今回スペインの旅の文化を探れば、ほぼこのレコンキスタとかかわってくるのだ。
北アフリカからはいってきたモロー人がもたらしたイスラム文化とヨーロッパのキリスト教文化が折り重なってくる。

コルドバに入ると豊かなグアダルキビール川に迎えられる。

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ほんのひと時の雨のおかげで、建物も花々もイキイキしている。
コルドバの観光名所の「花の小道」

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そこから見えるのは聖マリア大聖堂の塔、いや以前モスクであった頃のミナレットである。

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現在はキリスト教の大聖堂であるこの建物がメスキータである。メスキータはモスクという意味であるが、そのまま現在までその呼び名が残っている

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987年に建設されたメコルドバのメスキータはまさしくイスラム文化の中にキリスト教が分け入って入った典型である。いやイスラムの建物が建つ前は実は聖ビセンテ教会がそこにあったのだ。1236年、コルドバはカスティリャに征服され、カトリックの教会に転用される。
16世紀、地元の住民や、教会関係者からもなるべく建物をそのまま保存したいという要望が出ていたにもかかわらず、カルロス1世が了承して、メスキータをキリスト教会風に改装されることになった。


モスクと違って、教会は祭壇をつくらなければならない。

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聖歌隊の席やパイプオルガンをもうけなければならない。

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建物から続いて解放されていたパティオでもイスラムの礼拝は行われたが
後には、オレンジの木が植えられた。

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幸いなことに改築に携わった親子が出来るだけ建物に影響がないように苦心し、今の形が残ったという。
後にカルロス1世は初めてこの建物を見て、「これを先にみていたなら改築はゆるさなかっただろうと言った」と伝えられている。



メスキータやアルカサル(城)のまわりには可愛らしいパティオが見られたり

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ユダヤ人がその身の安全のために作った小道が連なる。

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文化のミルフィーユは今私たちにその重厚な姿を見せてくれている。


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by shinn-lily | 2015-11-29 22:11 | スペイン | Trackback

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