2014年6月 ソウル④今宵のお宿はエグゼグティブスウィート
2014年 07月 09日
二泊以上特典でエグゼクティブルームがスウィートにアップグレード。
余分な贅沢は好まない私たちではあるのですが、こんなサービスは大歓迎です。
チェックインは別室で・・・初めてですこういうの・・・チェックインが終わると「コーヒーでもいかがですか」と・・・ああもう少し早く言ってくれれば、ぜひともいただきたかったのに、もはや早くお部屋に入って靴が脱ぎたい!
係りの女性と素敵な青年が荷物を持ってお部屋にご案内くださいました。
しかもチップはいただかないことにウエスティングループで決まっていますと。
ドアを開けると正面が3メートルもありそうな全面鏡
左がリビング、
リビングからみてずーっと奥が
ツインの寝室
鏡の裏はシャワーブースとバス付き化粧室
その隣にもうひとつトイレといたれりつくせり、
アメニティーも充実しています。
6時からはカクテルアワーで20階のラウンジでアルコールも提供されます。
お昼に焼肉を食べているので、もう夕飯は食べられそうもありません。
美味しいと言われるお店はたくさん調べてきたのに、お腹はひとつです。
ゆったりとくつろぎながら、おつまみとフルーツ、もうこれで十分です。
とうとう二泊中両日とも夕飯はラウンジで済ませました。
朝食はラウンジでもLL階のレストランアリアでビュフェでも好きにチョイスできます。
種類の豊富なアリアに行きました。
このホテルのスタッフはとても感じがよく、慇懃ではなく丁寧で誇りを持って働いています。しかも美男美女揃い、
お食事をしながら、「あの人は俳優になれるわね」などとイケメンを見つけ、たわいない会話もはずみ、
翌日の朝食時には「あの人いないわね」から始まり
遅く出てきたあの人は、私たちに向かって笑顔で相図・・・お部屋のアップグレードくらい嬉しかったわ。
朝はスポーツクラブ付きスパへ・・・もちろん無料で使えます。
バスタブにお湯を張っているよりここへきてしまった方が楽です。
人のふり見て施設の使い方を学び、温水が温度によって分けられているお風呂につかります。サウナもついて、水のボトルも自由にいただきました。
二泊三日の短い旅ですがそれなりに、いろいろ訪問場所やレストランを調べて計画していたました。
それなのに、ホテルの居心地の良さにおのずと滞在時間が長くなり、思惑は惨敗でした。
実は当ホテルは韓国の歴史の渦の中で翻弄されたのです。
日韓併合時に賓客接待のため圜丘壇を取り壊して整備したのは日本、
その後アメリカ軍が軍政司令部を置き
独立指導者李承晩の執務室がおかれ、独立後はソウルを代表するホテルに
一時、北朝鮮に占領され
後に韓国軍が奪回
現在はアメリカのスターウッド・ホテル&リゾートの一員です。
ホテルの敷地内にある復元された圜丘壇は中国でいえば、北京の天壇にあたります。
皇帝が国の安寧を祈ったり、祭典の儀式が行われた大切な場所なのです。
今は塀のみが当時のまま残っています。
韓国を歩くと、あちらこちらで、思わず「申し訳ない」とつぶやくことがあります。
豊臣秀吉と日韓併合、
申し訳ないことはたくさんあったとは思うのですが、今ひとつ歴史を検証し、真実を見つめて欲しいと思うこともあります。
日韓併合がなければ、韓国はどうなっていたでしょう。
中国の一部?ロシアの一部?
歴史は戻すことができません。
だから今、新しい歴史つくりに未来を馳せたいと思うのですが、どうも漢江の流れは逆流しているようです。
ウェスティン朝鮮(チョースン)ホテルソウル(THE WESTIN CHOSUN SEOUL)
住所 〒100-070
ソウル特別市中区小公路106
TEL +82-2-771-0500
FAX +82-2-752-1443