父の十三回忌 そして母への想い

先日、父の十三回忌法事をいたしました。
お坊さんを呼ばずにやったのです。

ずいぶん迷いました。
でもたぶん、父は「それがいいね」と言うに違いないということで家族の意見が一致しました。
父は常に型にはまるのが嫌いでしたから。
そうはいうものの、習慣、前例を破るのはなかなか力が必要です。
母は基本的には私たちの意見に賛成でしたが、
「今までずいぶん法事に出席したけれど、お坊さんが来ない法事はなかった」と言うこともありました。
わたしも、心の中で
「天国で父がみじめな想いをしないかしら」などと心が揺らぎました。
なにしろ、お布施は仏様のお小遣いだからとお寺さんからお聞きしたこともあります。
檀家であればこういうわけにはいかないでしょう。
お寺さんを支えるのは檀家の義務です。
でも公園墓地ということで、許していただきましょう。

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お墓に集合して、みんなでお掃除をして、頼んでおいたお花に我が家の庭の紫陽花もたしました。お線香をあげてそれから声をあわせて読経です。
お経は事前にコピーを人数分用意していきました。
浄土真宗ですから本来であれば「仏説阿弥陀経」がよいのですが、素人には長すぎます。それで、お経の入門的存在の「般若心経」にして最後に「南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏・・・」と唱えました。
あいにくの雨でしたが、みんなであわせた読経の声が父に届くような、すがすがしい気持ちでした。
心を込めてお参りができたような気がします。

場所を変えて、みんなでお食事を
今月初め、母の妹が亡くなり、とうとう母の世代は一人きりになってしまったので、寂しげなのが気になりました。
これまで法事といえば、あちらこちらに住む親戚が久々集まって話しをしたものです。七回忌は賑やかでしたが、今回は子供と孫家族だけとなりました。

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長男である弟が
「偉い人はいなくなって在り難さがいっそう増すと聞いています。父も生きているときはなかなかユニークで大変でしたが、今、本当に在り難く良い父であったと思っています。僕も父のようになりたいと思います・・・」と挨拶しました。

今、みんなが仲良く、それぞれ頑張って仕事をし、生活をしているのも、
好きなことはなんでもやらせてくれて、たくさんの経験が出来る環境においてくれた、そして良い仕事のテーマを残してくれた父のお蔭です。
同時に、母には長生きをしてもらいたいと願いました。

翌日、たまたま弟と妹と3人で話す機会がありました。
頭脳明晰は変わりないけれど、足が弱くなってあまり外出しなくなった母にとって、今なにが一番幸せなのか、話しあいました。
妹が、「兄弟3人が仲良くすること、みんなが元気でいることじゃないかなぁ~」と。
なるほど、妹はなかなか良いことをいいます。
それぞれが思い遣りを持っていれば、母の願いはかなえられるはずです。
さあ、親孝行しなくては!!!
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by shinn-lily | 2014-06-23 22:09 | 大切な時 | Trackback

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