紙とデジタル そりゃ紙よね。


英会話のレッスンで
話題は「本をデジタル書籍で読むか紙書籍で読むかどっちがよいか」いう話に。
33歳の若いアメリカ人の女性教師は「デジタルがよい、特に『ナショナルジオグラフィック』は画像がとても綺麗だ」という。
私はもちろん紙の方がいいと思っている。
「アメリカ人も日本人も新しいテクノロジーは好きだけれど、私は紙の方がいいと思うのは
日本人のせい?それとも年齢のせい?」と質問をなげかけてみた。
しばらく考えてから、「やっぱり世代の違いかもしれない」と、彼女は答えた。
さらに、「日本人は紙に対して想いがあるのではないかしら」と。
なるほど、それはあるかもしれない・・・ただアメリカ人の紙への想いがどの程度のものか、実感として感じたことがないので比較はできない。

そんな時「日経サイエンス」の特集記事にこんなものがあった


紙とデジタル そりゃ紙よね。_b0116765_22261087.jpg



内容は科学的に見地にたって、本当はどちらが人間にとってよいのだろうかということを検証したものだ。

紙とデジタル そりゃ紙よね。_b0116765_22264093.jpg
結論はやっぱり紙書籍に軍配が
一言で言ってしまえば、紙書籍で読んだ人の方がデジタルで読んだ人より内容を読み込んでいるということだ。
つまり、デジタルの場合、操作性に無意識に神経が行って、内容に集中していないし、眼精疲労度も高い、逆にいえば紙書籍の単純さが、その内容への集中力に貢献しているというわけだ。
いくつかの、実験結果でこの結論を導いている。


紙とデジタル そりゃ紙よね。_b0116765_22264890.jpg


紙書籍で本を読んでいる人は、この本はどのくらいの分量で、今読んでいるところは真ん中くらいで、あとどのくらいあるかということを知っている。
デジタルは字を追うだけだ。
脳がまだデジタルのシステムにおいついていない。

両方使っている人に聞くと
海外ものは手に入りにくいものがデジタルブックになっていて、ありがたいが
日本の場合ベストセラーなど、良く売れるものがデジタルになっていて、案外読みたい本がまだデジタルでは手に入らないという。
そのあたり、マーケット戦略の違いがありそうだ。
また、英語のデジタルブックは辞書機能がとても便利だという。
それぞれ一長一短に違いないが、
それでも、やっぱり紙書籍がいいと、言い続けたい。


次回レッスンに、もう一度この話題を出してみようかと思っている。











あら、仕事中、机に戻ると可愛い包みが
紙とデジタル そりゃ紙よね。_b0116765_22271235.jpg


誰~♪、誰~♪
リボンが可愛らしくて****
明日までこのまま眺めていよーっと!
有難う★★^^★★::


by shinn-lily | 2014-03-10 23:08 | 興味 | Trackback

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