三人寄れば夢語り

夏の1日、たまたま3歳違いの弟と12歳違いの妹と私、3人だけが揃った。
ふだん、みんなで顔合わせをすることはあっても、いつも母やそれぞれの家族がいる。
3人だけというのはここ近来なかったことだ。

ソファーに座り、さて何を話すやら・・・一瞬空気が止まる。
なにか照れくさいような、でもなにか話しておかなければならないことがあるような・・・。
私は弟とは同じ職場だし、妹ともよく会っているので、それぞれの様子は家族のことを含めて両方に報告済みだ。
みんなが元気であればそれでいい。
やっかいなことは話さないし目下のところ差し迫った問題もない。
共通な願いは母が元気でいてくれることだ。

私たち、あまり似ているところはない。せいぜい、みな本好きということくらいだろうか?
最近読んでいる本の話を少し
それから妹がきりだした。
「いつか3人でパリに行かない?」
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妹は大のパリ好き。
「○○ちゃん(弟のこと)の案内でパリの裏路のある小さなレストランや格式のあるレストランで食事をしたい」
弟はパリで1年ほど暮らしている。
「僕はそんなに食べるところは知らないよ」
私はそれならkanafrさんやwhiteさんに教えてもらった方がよさそうと心の中でつぶやく。
「ホテルは一緒、昼間は自由行動で、夜だけごはんを一緒に食べるの、いいじゃない。
「ああ、いいわね」と私。
弟はといえばにやにやしている。
口うるさい姉とマイペースな妹と行くより、ひとりでふらっと行った方が楽しいだろう、確かに。
妹はさらに続ける。
「わたしがカードでたくさん買い物をしてマイレージを3人分貯めるから、ね、行きましょうよ」
「えええ!マイレージ貯めるために、そんなに買い物しなくていいから。それぞれ持ちで大丈夫だから」と私は妙に現実的になって、あわててさえぎる。
それからひとしきり、パリの話しになって、またそれぞれの生活に戻った。

後で、弟から「○○ちゃん(妹のこと)、おとなしかったね、元気ないのかな?」
「ちょっと喉を傷めているから声を抑えていたのだと思う」と私。
妹から「○○ちゃん(弟のこと)顔がちょっと疲れているようだったけど」
「夏休みをとってないし、暑さで疲れているかもしれない」と私。

どうせ夢物語、楽しい話しをしながら、それでもやっぱりお互いに様子を伺い気遣っていたのね。
一緒にわいわい暮らした時期があって、今それぞれの生活をしているけれど・・・
なんだかやっぱり家族なのだ。
by shinn-lily | 2013-09-04 22:37 | 大切な時 | Trackback
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