水無月の頃

水無月は「水の無い月」ではなく、「無」は「の」という意味なので「水の月」、6月も足早である。

今朝、新聞をとりに庭に出たら、ジョウロの中の水がチャプチャプ音をたてていた。
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中をのぞいたら、この間庭で見かけたかえる君が泳いでいるのか、飛び上がろうともがいているのか
そっと草の中に水ごと出してやったら、すっと中に隠れた。
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たまに、飛び過ぎてこんなところまで降りて行ってしまい、かえるのくせに上ってかえることができないから、手でつまんで庭にもどしてやる。
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何故って雨の日、玄関の前で帰りを出迎えてくれたりするから、いとおしい。我が家の大事なペットです。
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今週のはじめ、仕事で静岡に出かけた。
ついでに、静岡らしいところを見てかえりたかったので、こちらへちょっとご挨拶
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意外なことに、大らかでやさしそうなおじ様だった、家康公

時間をみながら少しだけ散策
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再建した新しいものだとわかっていても、なぜかこういうものを見ると嬉しい
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お堀の内側、駿府城跡は駿府公園になっていて、お歳を召した市民の憩いの場
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静岡市記念ちょっとだけ観光を終えて、駅へいそいだ。








生まれてから2度目の静岡市で、本当に偶然にフィレンツェ在住のタミーさんにお会いすることができた。
タミーさんはこの地のイタリアンレストランでお料理の教室を開催するために、静岡に入っていた。
2キロの距離にいるのだから、お茶だけでもと忙しい準備の時間を割いて、静岡駅にかけつけてくれた。
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時間が限られているので、またまた弾丸トーク
初めてお会いして昔からの知り合いのようなのが何度も経験したブログの不思議。
思った通り、まっすぐ前を見てすくっと立っている、涼やかで、お話していて心地よい、それでいて人なつっこい
別れがたくて、改札口の前の立ち話もほどほどに、温かい気持ちをそっとかかえて新幹線に乗った。
今日、今頃、タミーさんのお料理教室、終わった頃かな?
あれだけ、周到な準備だから、みなさん喜ばれたことでしょう。
お疲れさまでした。

いつかフィレンツェの旅のコーディネートをタミーさんにお願いするのが夢です。
Commented by antsuan at 2011-06-10 04:19
駿府公園、懐かしいです。
清水に住んでいた頃、ここはアベックの方が多かった。(笑)
Commented by kanafr at 2011-06-10 06:59
昔静岡にイチゴ狩りにに行った時、代々の徳川家の物が陳列されている資料館(?)に行きましたが、身長はあまり変わらなくても、家康公の手甲脚絆と幕末の慶喜公の手甲脚絆では、太さが倍ほども違って、やはり戦いの中にいた家康公は逞しかったんだなとつくづく思いました。

偶然の再会なんて素敵!。
本当にブログって不思議なご縁を作りますね。
そして本当に初めてお目にかかるのに、初めての気がしないのは不思議ですね。
Commented by sarakosara at 2011-06-10 07:23
水無月は「天から水が無くなる程、雨が降る月」という意味だと思っていたのだけど、
どうやら、それは後付けの解釈だったみたい。
そうか、水の月なのですね。
玄関先の蛙くん、無事帰るを守っていてくれるのかな、
小さくてもちゃんと住み着いてくれる蛙、いるんですよね。
私にも実家にそんな蛙がいました、いつも同じ声でケロケロ、あ、またあの子だよってよく言っていました。(実際はわからないのだけど 笑)
こういう引き戸の玄関、いいなあ。
それでも知らない人の玄関の写真だったら、思わないこと、
ここを毎日ガラガラって扉をあけてリリーさんが通るんだなって思うだけで、妙に身近な写真に思えるから、出逢いって不思議。
誰かと約束のある前の一人の時間、大好きです♪
ひとりでぶらぶらしながら、これから待ってる時間が楽しみなんです。
お仕事があって、時間が合って、タミーさんに逢って、いい日でしたね^^


Commented by whitelacenonyo at 2011-06-10 09:09
本物のカエルに出会えるlilyさん。いいわぁ〜〜

私は玄関の靴箱の上に蛙のちっちゃな、置物を飾っています。

静岡出張があるなんていいわぁ〜〜
私なんてせいぜい丸の内か表参道! 
遠くへ足を伸ばしてみたい。

kanaさんも書いていましたが苺狩りへいったことを思い出しました三昔以上前????
Commented by uransuzu at 2011-06-10 11:11
わが家の周りでは、カエルの大合唱が始まっています。
今日はもうすぐ雨が降るらしく・・・一層はりきって歌ってらっしゃるわ。
昨夜は、遅い帰り路に、蛍を見てきましたよ。
いいところでしょう~^^

静岡って、一度コンサートを聴きに浜松に行ったことがあるだけです。
shinnさまのブログを拝見して、ちょっと家康公にお会いしたくなりました。
それにしても・・・素敵なご縁が続く・・・羨ましいです。
Commented by shinn-lily at 2011-06-10 21:33
antuan こんばんは

昼はご老人
夜は若者のたまり場?
ansuanもアベックでした?
アベックっていう言い方、わたしたちのよい時代でした(笑)
Commented by shinn-lily at 2011-06-10 21:38
kanafrさん こんばんは

イチゴ狩りでしたら、久能山にいらしたのですね。
久能山の東照宮は国宝に指定されたそうです。
タクシーの運転手さんが今度は1日かけてゆっくりきてくださいと言っていました。
今の時代も大変だけど、戦国時代をいきぬいてきた武将はやはり逞しかった、並みでは生き残れなかったのでしょうね。

タミーさんとは初めておめにかかったのですが、
まるで、再開のように、前置きなしのおしゃべりでした(笑)
嬉しいひとときでした。
Commented by shinn-lily at 2011-06-10 21:47
sarakoさん こんばんは

諸説があるのでしょうね、
にわか知恵ですので、sarakoさんの方があっているのかもしれません。
かえる君、ジョウロの中でおぼれていなくてよかった、ほっとしました。
ペットを飼うことができないので、かえる君は大事なペットなのです。
もうひとつ、とかげ君も。
sarakoさんのように、実際には毎年違うかえるだと思うのでよくわからないのですが、みんなペットなのです。

この引き戸レトロでしょう。都会ではあまりみなくなりましたよね。
若い人たちが来たとき、めずらしがったので、初めてそのことを意識しました。そのうち縄のれんでもかけておきましょうか(笑)
我が家はもう年代ものの家ですが、今では調達できないようなガラス戸などを使っているので、ずーっと頑張ってもらおうかとも。

待ち合わせってすごく素敵なことだなって最近よく思います。
待っていてもらうのも嬉しいけれど、待つのはわくわくします。
Commented by shinn-lily at 2011-06-10 21:52
whiteさん こんばんは

はいかえるを飼えるこの環境もいいのですが
鍵ひとつでせいせいとでかけられる、そんな環境もこれからは必要と
よくみんなで話し合うのですが、なかなか腰があがりません。

たまにの出張で、難しい仕事でないときは、ラッキーなのですが、気が重いこともあります。
今回はラーッキーな一日でした。

みなさまの方が静岡をよくしっていらっしゃるみたい、
中途半端になかなか行けない微妙な場所でもあります。
Commented by shinn-lily at 2011-06-10 22:07
uransuzuさん こんばんは

そちらでは、夜はにぎやかなのでしょうね。
昔、福井に行った時は、しょっと静かにしていてくれない!と思ったものですが、
今では我が家で大事なかえる君です。
普通にに蛍がいるのですね。
箱根に行くとみることができることがあるのですが、もうその時はみんな大騒ぎです。

この日は月曜日で美術館や公共施設がみなお休みだったのです。
本当は登呂遺跡に行ってみたかったのです。
小学校の教科書でみたので、昔の人の気分にひたってみたかったの。そうしたら家康公にはおあいしなかったかもしれません(笑)
Commented by kimanba at 2011-06-11 00:53
ああ、、懐かしい玄関です。
両親の実家の玄関がこれでした。
でも今でもこれだという事は・・日頃のお手入れの成果ですよね。
伯母もこの木のままで、、にこだわりましたが
1人暮らしになった時に頻繁に拭く事が出来ないからと
サッシの引き戸に換えました。。
大事になさってくださいね。貴重でホッとするステキな玄関です♪

静岡市には行った事がありません。
良いですねぇ。。
家康公・・・・鳴かぬなら鳴くまで待とう、、ですから
>大らかでやさしそうなおじ様だった・・・のでしょうか?
Commented by akicosmosA at 2011-06-11 08:12
おはようございます。
今日は雨ですね・・・・。お庭のカエルさんも大喜びかしら♪
手入れのされた素敵なお庭ですね。
本当に木のお玄関・・私の実家ももうありませんが
これでした。懐かしいです。

そして文章が本当に上質で心地よいエッセイのようです。
静岡で家康公とご対面ですね。
いろいろなテレビで演じる俳優さんの家康公の顔が入り混じって
本物さんどんなお顔?なんて言う最近でしたが
優しそうなおじさまだったのですね。

tammyさんと~**つかのまでもお会いできてよかったですね。
私までわくわくです。
5月の後半に友達がアテンドしていただいて
とてもよくしていただいたと喜んでいました。
私もいつかフレンッツエへ行く時ははなんて楽しみにしているんです♪
お仕事の合間のこういう時間すごくいいですよね。

Commented by keymyall at 2011-06-11 09:07
lilyさんは、日本全国、、、、、イヤイヤ、世界にまで、お知り合いがいらっしゃるのですね ^^)
どこに行っても、どなたかとの楽しい語らい。
素敵ですね。。。

静岡、、、、、通り過ぎるけれど、行った事が無いです。
見る所は色々あるんですね ^^)

お仕事、お疲れ様でした m(__)m
Commented by ank-nefertiti at 2011-06-11 10:19
おはようございす。
この駿府城公園、一度だけ行ったことがあります。
つま恋での拓郎とかぐや姫ライブの翌日に~
よいところですよね^^

tammyちゃんとあわれたのですね!
よかったですね!
今回、東京へは来れないということで、私は会えず・・・でしたが、秋にね!とかたーく約束しております^^
tammyちゃん、素敵な人でしたでしょ?
もうまっすぐ!な、曇りのない人で、潔い人でもあります。
彼女のお料理もね、本当に美味しいのですよ~

かえるくん、我が家のはですねぇ、ガマなので、ちっとも可愛くないんですよ。
庭の飛び石にいることが多くて、仕事から帰ってくると、「ちょっと!なんでそこにいるのよ!」と驚くことがしばしばです>苦笑
Commented by shinn-lily at 2011-06-11 21:47
kimanbaさん こんばんは

思えば、知らないうちにこういう玄関は少なくなっていました。
金沢の街を歩いたら、まだまだたくさんあったのに、この近所でも
我が家だけかもしれません。
昔はは母がガラス戸を全部外して、水洗いをしたのですが、
今は私も手伝わないもので、だんだん老朽化していきますが
建て直す時期を逸しました。
職人さんが入ると、ぐったりと母が疲れるようで、当分このままにするしかありません。

やぱり銅像というのは怒っているところはつくりませんよね。
芸術ではないから。
堂々とした立派な方とお見受けしましたが、どうなのでしょうね。
あれだけの時代を作り上げたかたなのですから。
Commented by shinn-lily at 2011-06-11 21:54
こすもすさん こんばんは

昔は私も家中ジャングルのようで、庭もそれなりに手入れをしていたのですが、今はなかなかできません。
木を切るのは楽しいのですが、それを片付けるのが大変で、結局植木屋さん頼みとなってしまいます。

こすもすさんのおっしゃるとおりだわ、わたしたちのイメージする家康って
俳優さんなのですね。
本物はみていないわりに、入れ代わり立ち代わり、いろいろな家康さまがでてきます、確かに。

今回は名刺をおいてくるだけのような仕事だったので時間があり、
まさかタミーさんと静岡でお会いすることが出来るとは
おもしろいですね、ご縁って。
本当はフィレンツェで初めてお会いするというのがよかったかもしれません。いつか実現したいと願っています。
Commented by shinn-lily at 2011-06-11 21:57
keymyallさん こんばんは

お祝いですね、さざえのつぼ焼きとはお若いのに、渋い!
若い方たちが頑張っていますね。
keymyallさんのお嬢様も頑張っていらっしゃるし
タミーさんのひたむきな生き方には勇気をたくさんいただきました。

静岡市ってわざわざ行くところではなく通り過ぎる場所ですね。
でも家康公が選んだ土地ですから、そのうちゆっくり久能山でもいってみましょう。
Commented by bh2005k at 2011-06-11 22:02
lilyさん、こんばんは♪
雨の月生まれの私は 雨が苦手、、、こもっているうちに 6月が終わっちゃうんです。。。 困ったわ!  ほんとに足早です!
静岡に行かれたんですね、、、私 静岡下車は ないような気がします ・・・ 車で行ったかなぁ~、、、と 思い出してみたけど記憶は出てこなかったぁ。  こうしてみると 下車していない所ばかりです。

家康公ってこんな方だったのですね。 確かに、『お江』でも 穏やかで賢いお方のイメージですものね。
お仕事とチョットだけ観光のあとは 嬉しいブロ友さんとのデート、充実した一日で 何よりでしたね。

lilyさん、カエルさんを手でつまめちゃうんですね~、、、パチパチパチ♪
Commented by shinn-lily at 2011-06-11 22:03
杏さん こんばんは

そうなんです、そうなんです、杏さんの四女にお会いしましたよ(笑)
杏さんがおっしゃるとおりの、まっすぐで曇りがなくて清い方でした。
だから、我が家の次女に杏さんから貰い受けたいくらいですよ。
ひっぱりだこですね。
今度はお料理教室にもなんとか参加させていただきたいと・・・そうすれば杏さんにもお会いできるのかしら?

ガマも好きなのですよ。私。
飛び石の上に?同じ、同じ、
「そんなところにいたら、間違えて、ふんじゃうじゃない」って言うの。
なんだか杏さんと同じことをやっているかと思うと、可笑しくなっちゃった♪
Commented by shinn-lily at 2011-06-11 22:47
チェイルさん こんばんは 

チィルさん、お誕生日なのですね。
6月の湿気の多さには閉口しますが、雨のなか、アジサイが咲き誇っているのを見るのは大好きです。

静岡って行ってみてもブログにupするようなところは見なかったし、美味しいものも食べなかったし、
でも知らない町を歩くのが好きなのです。
この日は1万5000歩も歩きましたから。しかもヒールで(笑)

かえるは持つとひやっとしているのですよ。
かえるの玉子ではよく子供の頃遊びましたからね、
かえるもかわいいものです。
えっへん←こんなことで威張ってます。
Commented at 2011-06-12 21:45
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2011-06-12 21:46
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by shinn-lily at 2011-06-13 21:28
鍵コメ21:45さま こんばんわ

読んでいただいているのですか?
堀田善衛さんの内容は、古い感じがしないのです。
古文をどう読むか、教えてくれるので、この年齢になって
改めて、方丈記の面白さを知りました。
今の世に方丈記が残っているということは、時代が違っても共有できる気持ちがあるということでしょうか?
東京大空襲の話もあわせて、中世、戦後、今、この時代に
なにが起きて、なにが真実であったか
せめて、今、目を見開きたいと思います。
Commented by shinn-lily at 2011-06-13 21:32
鍵コメ21:46さま こんばんは

ありがとうございます。
あの記事を覚えていただいていただけで、とても嬉しいです。
この町は小さい町ですから、うろうろで楽しめますね。
箱根の山を越えて、ほっとする場所なのでしょう、
昔から旅人と通りすがりの町だった、
でも富士山がどーんと見守ってくれます。
冬は真っ白で道の向こうにみえると、何度見ても感激しました。

リンク、ありがとうございます。
Commented by yumiyane at 2011-06-14 11:01
tammyさんに会われたのね、良かった。
期せずしてというより、なんとかして、でしょうね。
時間のない中会う、というのはやっぱりお互い引かれるものがある、ということで、めでたしでした。
私もフィレンツェに行く時は、アレッツォまでアテンドしてもらおうと思っているの。
スペインの次はまたイタリアかなあ。
Commented by shinn-lily at 2011-06-15 07:55
yumiyaneさん おはようございます。

いやー、わたしが静岡市に行くことなんて普通ならありえないし、
そこにタミーたんがたまたまいらしているなんて、まずありえないことなのです。そういう意味で偶然が重なり、
嬉しい出会いになりました。
来年はスペインで、決定・・・次は再びイタリアですか?


世界情勢が旅の行く先を左右するようになりました。
いつどこでなにがおきるか・・・そういって日本にみんな来なくなってしまったのですね。
by shinn-lily | 2011-06-09 22:24 | 日記 | Trackback | Comments(26)

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