ミンガラーバー(こんにちわ)ミャンマー⑩いよいよバガン遺跡


850年、ビルマ族がバガンに築城し、1084年にバガン王朝が最盛期をむかえました。
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この頃多数の仏塔(パゴダ)が建てられました。
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強烈な太陽の下、草原の中、パゴダや寺院が点々と散らばっています。
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その形は建てられた時期によって違いがあるといいます。
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イラワジ川が流れるあたり、もやが漂っています。
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何故この光景に魅了されたのか、何故この光景を見たくてここまでやってきたのか、自分の心に問いかけます。
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人々は富を得ると来世の幸せを祈ってパゴダを建てたといいます。
お金持ちはパゴダ建築という仕事を人々に与え、富を還元したとも考えられます。
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この光景を見ていると、広い草原に人々の幸せを願う心がパゴダという形ですーっと存在しているように感じるのです。
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草原の緑と赤い土色の建物もやがて、太陽が沈むとともに色を失っていきます。
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夕陽を背景にシルエットだけになったバガン遺跡を見ながら
願いをひとつかなえた幸せな気持ちになりました。
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さて、帰りも恐怖の階段
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難行苦行の思い出つきで
バガン遺跡のこの光景の記憶は、今もこの先も、心の宝物です。
# by shinn-lily | 2016-12-03 15:27 | ミャンマー | Trackback

ミンガラーバー(こんにちわ)ミャンマー⑨夢見たバガン遺跡、ふたたび難行苦行

いよいよ夢に見たバガン遺跡を一望するために
上ることを許されているシュエサンドー・パゴダはむかいます。
シュエサンドー・パゴダは夕陽に浮かぶ遺跡群を見るために、4時過ぎになるとそれまで点在する遺跡や寺院を観光していた人々が三々五々あつまります。
日本人は少なく、ヨーロッパからの、それもフランス人が多いいようです。
このパゴダの階段はこれまで経験したことのないような急なものです。
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そうは簡単に夢はかないません。
両手で手すりをつかみ体を一段一段持ち上げるようにして登りました。
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しかも小石がじゃりじゃりしていますが、パゴダですからはだしです。
ガイドブックには「足腰・高所が不安な方はバスでお待ちいただくことをおすすめします」と書いてあります。
とはいえ、これまでバスで待っていた人はいなかったそうです。
そりゃそうですよね、この景観を見るために人々はミャンマーに来るぐらいですから。
私はといえば足腰も強くないし実のところ高所恐怖症でもあるのですが、待ちに待ったこの瞬間を逃すわけにはいきません。
下を見下ろすと、背筋が震えます。

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遺跡群を背景に記念写真を撮ってもらう時、あまりのへっぴり腰で笑われました。

場所取りをして、陽が沈む時間を待ちます。
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天気が良いのできれいな夕陽がみられそうです。
# by shinn-lily | 2016-12-01 23:18 | ミャンマー | Trackback

ミンガラーバー(こんにちわ)ミャンマー⑧子供を見守る

バガンの観光ポイントであるティーローミンロー寺院は、ミャンマーで見た寺院の中で一番好きな寺院でした。
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寺院の前の参道には土産物が並びます。
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さらに、寺院を囲んで店がならびます。
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ちいさな子供がその中を自由に歩きまわっています。
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やがて、誰かに呼ばれてよちよちと歩いていきました。
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寺院を囲んでここで生業を営むその雰囲気がなんとものんびりしていて、印象に残ったのです。


これは、インドで見た数々の神々とそっくりです。
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仏教がもともとはヒンズー教と繋がっていたことがわかります。
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人々がご飯をお供えし、花をお供えして守っているお釈迦様です。
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ちいさな子供が自由に動き回ってもお釈迦様もしっかりと見守ってくれているのでしょう。
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今は小学校だけが義務教育となっていますが、やがて教育制度も変わると聞いています。
まだまだものを売る子供達が多いこの国にで、教育の充実と少数民族の保護、さらに国籍を持てずに今も舟で大海をさまよっているロヒンニャの問題もかかえています。

この小さい子が、やがてきちんとこんな学校に通えるようにするためには、
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お釈迦様が見守るだけではたりません。
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この後、ミャンマーかかかえる問題は教育以外にもいろいろ感じることになります。
# by shinn-lily | 2016-11-24 12:16 | ミャンマー | Trackback

ミンガラーバー(こんにちわ)ミャンマー⑦特産物のチーク材

この国のチーク材は質が良いことで有名です。
バガンのホテルのバルコニーにも重厚な椅子が置かれていました。

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もちろん部屋の中も床がなんともやわらかい木材の感触が心地良いのです。

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インレーのホテルもニスが塗り込まれた暖かい床が迎えてくれました。

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思わずお持ち帰りをしたいような小物も。

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ミャンマーではチーク材は早くから管理されていて、伐採した分だけ植樹がなされていたため、
今でも大切ば産業のひとつになっています。
チークは木の根元のあたりから栄養分がいかないように切り込みを入れ3年間そのままにし、
その後、伐採した材木は象の力でイラワジ川まで運び、そこからヤンゴンまでいかだにして運んだそうです。
伐採の業者は川の水の豊富な雨季に定められた場所に簡単に周りにある材料で高床式の家をつくり、拠点としたようです。

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こんな家だったのだろうかと想像しています。

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なにも買わないと決めていた旅でしたが、チークで出来た記念品だけはひとつ買って帰りたいと思っていました。

市場でこんなお土産屋さんがありました。

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「タナカ」という覚えやすい日焼け止めを塗った女性と価格交渉、
価格交渉をしたのに15ドルだったか18ドルだったかも忘れてしまいました。
価格交渉はめんどうだなと思う反面、地元の方と言葉をかわす少ないチャンスです。
現地の貨幣価値からしたら、もっと安いのだろうなと思いながら、これも旅の税金ということで、適当なところで手をうちます。

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そして、今我が家にこれがあります、

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磨き込むと、チークの本来持っている力で艶がでてきます。
無心に磨いていると、心が落ち着きます。
チークは紫蘇科の植物です。
その木はバジルの香りがするそうです。
# by shinn-lily | 2016-11-20 15:52 | ミャンマー | Trackback

ミンガラーバー(こんにちわ)ミャンマー⑥旅慣れた人

ツアーの同行者はみな旅慣れた方々です。

おひとりが、ゴールデンロックへの往路ででザボンを売っている店がいくつかあるのを見つけて、

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帰路でガイドさんへどこかで止めてくれるように頼み
大きなザボンを買ってみなさんにふるまってくれました。
前に訪れたアジアの国でザボンが美味しかったとのこと、さすが経験者です。

そこは農園でもぎたてのザボンを美しい姉妹が売っている道端の販売所でした。

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厚い皮を剥いて食べやすく切ってくれました。

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もぎたてのザボンはみずみずしくて、長いバス旅の清涼剤となりました。



またある時は別の方が「このおみかん、結構おいしいのよ」と市場で購入

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シャイな女性が計って袋に入れてくれました。

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車にもどると、「みなさんでどうぞ~」とまわしてくださいました。

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一口で食べられてしまう小粒の蜜柑はなんとも愛らしかったです。


現地のものを気軽に買って同行者にふるまうことはなかなか出来ないことです。
暑くて強行軍の中、自分のことでいっぱいいっぱいですから、こんな風にふるまってくださってとても嬉しかったです。

別の市場でゆでたてのトウモロコシを手品のようにきれいに剥いて売っているお姉さんがいました。
トウモロコシはそれぞれで買って、

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車に戻ってから食べました。旅のお腹のトラブルにききそうです。

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どれも日本の農作物のように甘く、柔らかく、濃厚な味ではありません。
日本の果物がいかに品種改良され、美味しくできているのを知りました。
日本からの農業指導が入れば、豊かな大地を持つミャンマーは豊かな国になるに違いありません。

ごちそうさまでした。
今度は私もどこかで皆様のように粋なふるまいができるかしら?
# by shinn-lily | 2016-11-17 23:05 | ミャンマー | Trackback

ミンガラーバー(こんにちわ)ミャンマー⑤ゴールデンロック

ヤンゴンから210キロ、標高1100メートル
やっと着いたのはチャイティーヨ・パゴダ・・・通称ゴールデンロック、またまた金ピかです。

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岩の上に建てられた7メートルほどの仏塔の中にはブッダの頭髪が収められていてるといわれています。

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落ちそうで落ちないこの不思議な金色の岩

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この微妙なバランスを保っているのは、この頭髪のおかげだと言われています。

男性はその岩に手をあてて祈ることができますが、女性は触ることができません。
なんだか男尊女卑になっとくはいかなくても、まあいいか。
ミャンマーの人々にとっては巡礼の土地ですから、みな祈ります。

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祭りの日には、この宿や

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石が敷き詰められた戸外にぎっしりと寝て、夜明けを待つそうです。

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今は暑くてたまらないのですが、その時期には夜は零下になるといいます。
それでも人々は祈るのです。

わたしも、現地の人のようにすわりこんで祈りました。座ると目線がおちつきます。

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「こんな遠くまで、こんなに苦労してたどりついたのだから、どうか願をかなえてください。・・・・・・・」
家族のことから仕事のこと、病気の友人のこと、お願することは際限がありません。

この敷地内、恒例のはだしですから、
「あっちち」と飛び跳ねながらあるくことになります。

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どこまできても難行苦行でした。

ところが、帰りのトラックはビジネスクラスでした。ラッキー!
このトラックのビジネスクラスは運転手の助手席です。

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ここは人気でなかなかとれないそうですが、ガイドのチョーさんがタイミングよく抑えてくれました。
荷台は約250円のところ助手席のビジネスクラスは300円
ああ、よかった、なにしろ行く手の視界があるというだけで楽なのです。
載り込んだら「ETCカードを入れてください」と聞き慣れた日本語でアナウンスが・・・・
やっと席に座ってほっとしたところで、おもわず噴出してしまいました。

途中の退避所でトラックが止まると、

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その周りを囲んで子供が手作りの竹の機関銃をうります。
「機関銃」というところが微妙です。
50円くらいだったかしら、なかなか良くできています。

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この国のものうりはインドほどしつこくはありません。
はかみながらそれでも一生懸命売る子供たちの眼は澄んでいました。

キンプンに戻ってきました。お疲れ様でした。

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以後、この国でどんな乗り物を見ても驚くことはなくなりました。
# by shinn-lily | 2016-11-15 22:39 | ミャンマー | Trackback